個性溢れる ウェブサイトが 乱立していたころは楽しかった
プロではなく、発信者 当人が手がけていたことが、中身ある魂あるものになっていたのでしょうね。
かつてテキストだけで、HTMLコードを知らなくても 自由にWebサイトが作れていた時代は、本当に自由爽快だったように思います。企業よりも先端の個人が輝いた時代。動かしたければFlashを使ったりして、各々の個性がはじけ合う世界が、世の中にたくさん溢れていました。
いつの間にか、デザインをプログラムでするのが当たり前となって(GAFAなど世界大手に誘導された感じでしょうが)、自由度がどんどんなくなってきたように思います。スマホ用にシンプルな構造にしたかった部分もありますが。
なんだか 誘導されてる感じ
もちろんネット回線が速くなって、超高画質 4KのYoutubeは貼り付けられるし、プログラムを書かなくても、簡易なデザインなら、スッキリ美しいサイトが出来るようになったのも確かです。
ただし、強く実感するのは、企業であれ個人であれ、クリエーターであれ、主婦であれ、同じようなスタイルのウェブサイトが溢れてしまったこと。
とにかく どこを観てもどこかで観たようなデザインばかりになったせいで、というかSNSが出来たせいで、人がそちらに強制的に誘導され、囲われ、CMを見せられつつ、強制的にタレントの日々を見せられ、その結果、独自HPへの注力も減ったような気もします。
特に感じるのは、いろんな掲示板が乱立し、とても活発な議論が、あちらこちらで繰り広げられていた時代があったということ。これはまさにSNS企業にバンされるようなこともなく、自由だった。それもいつの間にか荒らされ、SNS会社に統合されていったように思います。
つまりは、中央集権による 情報統制の大きな流れに集約していくという流れが、少しづつ行われていたということかと思います。
個性がある流れに戻って欲しい
あらためて実感するのは、阿部寛さんのHPはファンが作ったようで、オフィシャルHPとは思えないぐらい質素ですがやはり味があって見やすいと思っています。テキストだけでも面白い人は面白いのですが、やはり第三者に監視されず、自由に話しが出来て、個性溢れる状態に戻りたいものです。
ということで、ネットショップを長らくいじれていなかったのですが、いろいろ情報過多だったものを修正しつつ、現代版にあったようにシンプル、でも個性たっぷりのHPに戻したいと思って画策しています。久々にHP関連のツールを使ったら、まったく覚えておらず往生しましたが、脳の活性化には、ちょうど良いのかもしれず、ほふく前進で頑張っていこうと思います。