白黒は 閲覧者にカラーを創造させる

幻のSD9復活で人を撮る!

2024年 梅のタイミングシグマのSD9を自社洗浄液で復活させてから、写真の良さを思い出しています。

昨日の記事の通り、せっかくなので紳士服オーダーの作業所で、勝手に先生を撮影することにして、カメラを持ち込みました。

もちろん、これから独自ブランドを作っていく方針とのことで、なんらかのお役に立てればと、下手の物好きながら写真が役立つならとの思いでした。

が、照明はなく、暗いところが苦手なデジタル一眼レフカメラSD9だけに、少しくろうしましたが、結果的には、いい感じの写真が撮れました。

 

カラーを白黒に

先生はオレンジの色のカーディガンワイシャツ上のサスペンダーを隠すために羽織っておられたのですが、(紳士服発祥のイギリスではシャツ=下着だから隠すのが基本)、SigmaPhotoProの機能でモノクロームがあるので 後処理で それを使ってみました。

ただの白黒ではなく、RAW現像する純正ソフトだけに、いい感じになったように思います。

あらためてJPEGで撮影していたら(このカメラはそれはできないのですが)波状する後工程ですが、このように画像劣化しない方式は便利だと思い出しました。

何よりも色がついていない写真だからこそ、それを見た人の歴史や体験、感性色を付けることができるわけで、映画の間や、絵画の空いた空間日本庭園のごとく、見る人の心で埋まる体験を自らが出来て、嬉しく思います。

逆に白黒で仕上げるならそのような照明使いが必要だし、光のコントロールが必要だという課題も露呈したのは言うまでもありません。まぁプロの写真家でないから許してもらおうと思いつつ、趣味を通じて鍛えていければと思います。ちなみにSD9を買ったあの当時の目的は、映像の為のレイアウトセンスを学ぶ為でした。(^_^)

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