本日の日経トレンディー 来年ヒット予測ランキング( 2014.11.17Podcast より) を聴きました。鋭い記者の眼で全く新しい市場、ライフスタイル、追従製品が出て業界が盛り上がるなどをテーマに選択されています。
*全部は書ききれていません。耳からの転機のみなので、誤変換があるかもしれません。
*ぜひPodcastを聞かれるか、本誌をご購入くださいませ。
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(順不同)
- ノンアルコールトクホ
- シリナビ
- フローズンスモア
- ビッグデータ スポーツ観戦
- コンビニバル(ちょい飲み)
- 故郷納税パーティー
- 友達ロボット
- 遺伝子診断サプリ
- たまごっちラリー(限定アイテム求めるて全国スポットへ)
- 得するスマートウェア (眠気がわかるメガネなど)
- ライスミルク(植物ミルク)
- セルフィースマホ(自分撮り)
- たまごっちラリー(限定アイテム求めるて全国スポットへ)
1位 グルメ健効系フーズ
トクホより、安い。食文化をごそっと変える可能性。目とか体の部位など、より細かく出る。機能性表示が変わり効果効能をうたえる。例)アントシアニンの入った水菜。リコピンを多量に含んだ食材の登場!
* トクホは国だったが販売企業が責任を負う。
<全体まとめ>
健康志向がより深くなる。パーティーピープル。普段はおとなしく、特別な日に盛り上がり。(お台場など)ITはネットを中心に ウェラブルなど新しいものの幕開け! 家電含めてすべての機器がインターネットに接続される。ーーーーーーーーーーーーー
1位がグルメ健康系なんですね。ゆっくりと健康寿命にシフトしてます。
深く調べるため、消費者庁の資料引用 します。
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食品の新たな機能性表示制度に関する検討会報告書
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/140730_2.pdf
その食品の機能性について、国ではな く企業等が自らその科学的根拠を評価した上でその旨及び機能を表示できる米 国のダイエタリーサプリメントの表示制度を参考にし、企業等の責任において 科学的根拠のもとに機能性を表示できるものとし、かつ、一定のルールの下で 加工食品及び農林水産物それぞれについて、安全性の確保(生産、製造及び品 質の管理、健康被害情報の収集)も含めた運用が可能な仕組みとすることを念 頭に検討を行う。」こととされ・・・
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ーー> 医療費削減はまったなしであり、かつ経済活性化のためには健康商品の活性化で一挙両得を狙っていることが理解できる。後者には、雇用創出も含まれる。しかし論文の確かさを調査したり、責任体制を見せるというならなおさら、あらゆる面で体制のある 大手に有利なのは間違いない。
若者のテレビ離れは明らかであるが、健康商材のターゲットはあきらかにテレビどっぷり世代。大手を振って怪しい至極のCMが流れるんだろうと創造します。どうせならニコニコ動画も真っ青な文字ダンマク状態のCMでいいかも(笑)
ついでに、表示の部分もちょっと引用
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ア 容器包装への表示
次の事項について、容器包装に表示することが適当である。
機能性表示の内容について、国による評価を受けたものではない旨の表示
疾病に既に罹患している人、未成年者、妊産婦(妊娠計画中の者を含む。)及
び授乳婦に対し、機能性を訴求したものではない旨の表示(生鮮食品は除く。) バランスの取れた食生活の普及啓発を図る文言 等
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ーー> このへんは、微妙ですね。
ガイドライン通りにすべきかもしれません。
タバコの吸いすぎはガンになりますとは違う。
クローズアップ現代の特集記事からも少し引用。
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http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3495_all.html
サプリメントや健康食品に対する機能性表示解禁で、効果効能がうたわれる。
規制改革をして関連産業の振興をはかるその一方で、科学的根拠の乏しい健康食品を市場から締め出す。アメリカを参考に新たな制度作りが進められている日本。
企業の判断で表示を認めることの弊害をどう防ぐのか。アメリアでは、レベルの低い論文をかき集めて、これだけ論文がそろってるんだから表示していいでしょうということで、表示してしまうような企業もある。
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当社の歯ブラシ洗浄液や、小豆島産エキストラバージンオリーブオイルなどは、健康食品やサプリメントではないので、直接該当しないと思いますが、いずれクロスしてきそうな予感です。
漢方薬も難しい位置づけ。「伝統」という裏付けが科学的証拠になるようですが。
さらに今後は、より食材そのものに効果効能が出てきそうな予測があるようです。
となると、
大王よりも大王に成長できるイカとか、
ウサギの眼がもっと赤くなるキャベツとか、
甘すぎて歯が溶ける 玉ねぎとか、
もこみちが浮気出来ない美味しいオリーブオイル とか、
食べたら心臓の毛が生える カエルの姿煮 とか、
冗談だけどクスッと笑える ネタ商品が罪に問われるかが 気がかりです。