本満寺の次にいったのが 京都御苑。
本満寺の1本の凄さには負けますが、こちらのしだれ桜は大漁にあって いろんな形が楽しめます。
それぞれ同じに見えて見事個性があります。
風が吹くと花びらがなびいて ゆらゆらと落ちていく小さなピンクを眺めるのもなかなか 風流です。
少し強めの風が吹くと大勢の人が一斉にスマホをポケットから持ち出して木々に思い思いのアングルで撮っている姿も絵になります。
やはり自然は自然そのものよりも、それをみている人間と一体化して初めて美しい
と思わされる美学があるように感じます。これこそが人間の本能。
絵画にしても無機質なものより、こういった自然と人間との絵画の方に心打たれる事自体、日本人なのかもしれません。
桜の木々は背が低く、柵があるところもありますが、手が届く範囲に桜が飛び出していて、ズームレンズを持たない人でも
気軽にアップで花びらを写すことが出来ます。
わずか2時間も居ませんでしたが、ほんと大勢の人を楽しませる桜は偉大だと思い知った次第です。
良くないニュースが多い中、やはり桜だけは いにしえから続く 誰にでも味わえる最高峰の娯楽。
残念ながら行けなかった人もせめて映像で雰囲気を 楽しんで頂けましたら幸いです。