ライブ配信に関わる者の姿勢
別に大げさなことでないのですが、やはりまだ何があるか解らないライブだけに、きっちりした姿勢は大切だと想います。
毎回ドキドキすることは 忘れ物をしないこと
そして何よりもトラブルを起こしてはいけないのですが、起こった場合の対策も必要。
つまり引き出しの数は多ければ多いほどいいのですが、それよりも何よりも、正しく事前にシミュレーションできていることが何よりも大切。
当然現場でトラブルがあった際にお客さん側としては、なぜどうしてになりますが、一度も組んだことがないとなると理想上はいいとして、信用問題となります。
特にZOOM支援のような作業については
一般的には一カ所だけでテスト出来るものではないのですが、それでもZOOM管理者で利用して、仮の音声テストなど、危ない部分をチェックして潰しておくことが可能になります。音質チェックももちろん。
まさに、当日までに実際の配線をして、本番に臨めるほど凄いことはないのですが、昔ながらのやり方では、重く大きなスイッチャーや大型のカメラ、長く重いHDMIケーブルをダラダラ伸ばしたりしていたら、一向にテストは終わりません。バックアップ機材含めたらモニターなどとても一人で運ぶことが出来ません。
スマホ運用はやはり神業
その点においてもカメラ群の中に万が一のデジタル一眼レフが混ざるとはいえ、ネットワークの中に、他のスマホがあって、合計5台でのライブ配信が簡単に出来たら,しかも準備に時間がかからないとしたら、最強だと思います。
実際、無線だからラストマイル以外は配線も不要だし、チェックも目の前に並べたスマホを全部自分に向けて並べるだけ。
音のチェックと映像チェックあわせても30分もいりません。
主催者側の立場になる
小さな会議は最小限の準備時間に徹する
予算が沢山あって前泊して組み立てる大がかりなものは別として、会議を行う主催者側の立場になってみれば高級な施設で上顧客を迎えるような大事な会議であっても、借りる時間を極力短くしたいもの。
それに対して、配信業者がセッティングや片付けのそれぞれ前後2時間ずつをとってしまえば、本番の会議が2時間が多い中、高額な請求がやってきてペイ出来ないかもしれません。
大手ならまだしも、小企業なら その業者にはもう頼みたくなくなる様な事態もあり得ると思います。もちろん2時間が悪いという意味ではなく、常識的に会議前に企業が準備時間とするのは、10分未満。
だからといって、ZOOMだといって1カメで他社とクオリティ差が出るはずもなく、特徴を出しつつ、こうあるべきという理想、未来を見据えた本番での実験もやるべきだと考えます。
軽量で出来るこの仕組みは面白い
ZOOM会議で参加者のPCを机に並べられない状態では、4つのマルチ画面を最初からスマホで映して合成した方が、ZOOMの外から参加する人にとってもとても見やすいものになります。
ということで、完璧になったテストを終えて、ほっとしております。
ネットがWi-Fiしかないという時点で、何が来ても恐くないかといえば、まったく嘘になりますが、それでも持ち込みの3回線は確保したし、マイクも鼻マイク予備含めて沢山ある。こうして引き出しが増えていきつつ、電車移動しつつ、故障に強い仕組みが完成するのだと思います。