知る人ぞ知るRoland R-44
映像の仕事を始めて少しした頃、その当時は画期的といわれたポータブルの音声録音レコーダー、Roloand R-44を6万円ちょっとで購入した記憶があります。
その当時は画期的な4chのXLRを搭載し、SDカードで記録することが出来たし、優秀な内臓ステレオマイクを搭載しているから、2chはバックアップとして、その他2chをラインからの音声収録機として、大変活躍したことを懐かしく思います。
もちろん業務機だけに頑丈なのはいうまでもありませんが、今だ現役なのは驚きです。
前回のZOOM配信支援リベンジ
大事な会議を、1台はデジタル一眼、残り3台をマイクを兼ねてスマホでチャレンジしたのは、あの準備時間でやると解っていたならば、強引な構成だったと思います。
本来は3時間あったはずなのですが・・・言い訳はダメでしょう
なんとかギリギリ仕上げてスタート。1台のスマホ音声トラブル?で大事な進行の方の音声がプツプツ言う悲しい事故が起こっていたことを後から知って、冷や汗をかきました。準備時間に1時間を切っていて、LANさえないと慌てていたため、モニターする余裕がなかったことも反省ポイントでした。
そのときは、収録データから復旧させて、なんとか翌日に録画を届けたお陰で何も無く収まってほっとした記憶がまだ新しいです。
とうことで、今回は音声に関してシステムを一新、3台の有線マイクを持ち込み、1台はwireless GOで行うことにしました。
問題はどうやってZOOM側に音声を届けるか、スイッチも大変だし。
結果的にはWireless GO含め、全マイクの出力がプラグタイプに変換可能なので、R-44に集約して簡易ミキサーとして利用、そのミックスされたアウトプットを2chスイッチャーに入れることにしました。
さっそく実験したところ、全く問題がなく、すこぶる綺麗な音声で驚いた次第です。(ZOOM側のノイズキャンセルもずいぶん優秀になった)
映像の方も進化
前回同様、引きと、参加者を個々のカメラで狙うのは変わらないのですが、テーブル幅が狭かったことで、距離が近すぎました。
今回テーブルはやめて 一脚を2本、それぞれに2台(一台を抱っこちゃん系)を装着。
向かい合わせにシンプルかつ、多彩な映像を送れるように改良したいと思います。
万が一のスマホトラブル時でも、デジタル一眼にwireless GOを付けたり、iPad miniに入れたアプリでソフトスイッチャーに変えることは、30秒もかからないでしょう。
なのでどんなトラブルが起こっても、それぞれが代理がきく まるで日本神道の和を以て貴しとなすを 地で行く仕掛けを実現できたことに喜んでいます。