やはり映像はプログラムだ

SE的?論理作業?の組合わせが作業効率に影響する

なんのこっちゃと思われそうですが、超短納期でマルチカム編集する場合、やはりプログラムと同じ概念だと感じました。闇雲にタイムラインに並べるのではなく、自動で音軸でカメラ毎に並べて編集に挑むことが大切。

そして全て指示待ちをしていたら時間切れになるので、ある程度お客さんのご要望を想定しながら、映像編集を並行作業していく。

 

本来はDVD製作は映像が決定した後やる作業ですが、

今回でいえば、DVDのオーサリングもしつつ前に進めないと間に合わないと思われるが、映像編集に戻る場合は大きなリスクを伴うことになる。

さらにDVDメニューを作る場合、画面レイアウトやそこに記述する文字、配色、ボタンの色含めて、何十パターンもの組合わせが考えられるけど、やはり何よりも元素材の尺が変われば、チャプターポイントも変わるわけで、大変なロスになる。そのあたりを考慮して、いけるところまでつくってお客さまに確認する。

 

司会を無線のNDIで映して6カメが実現できた

として、司会の絵はいらない、そこをカットしてとなった場合、マルチカムの絵だけを差し替えれば尺は変わらずに、オーサリングまでもっていける。DavinciResolveなら矢印キーの上下を押すだけで、カットポイントが移動できるから効率が良い。

幸い、尺が変わらなければ、同じファイル名をつけて中身だけを入れ替えれば、オーサリングソフトをだまして最新情報で画面構成してくれるから、一度完成していれば、何もする必要がない。

 

ただ今回はテロップも変わったので、あちゃちゃ

と思っていたけど、実はDavinciResolveの字幕機能でテロップを作っていたので、EXCELのようなところに打ち込むだけで、効率よく変更できた。

万が一、テロップをレウアウト画面を起動して一枚一枚手打ちしていたら、フォントや色が変わったら絶望しかないし、順序立ててやってなければ、例えばレンダリング作業をlooxでやっていたらデスクトップの3,4倍かかっていたら、間に合わない。

こう考えればやはり、プログラム的というか、クリティカルな部分は、先に調整しつつ、平行作業できるところをは進める、それでも遅れが出るなら相談する、といったSE的 合理的 商談&編集要素が映像作りに活きてくるように思った次第です。

もちろん一度も落ちない 無料の Davince Resolveの設計の素晴らしさにも感動

 

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