キャプチャーは当たり前になった
ZOOMなどオフィスや、自宅での映像や音声利用が当たり前になった今、ノートPCに備わるカメラや音声では満足できないとか、ここぞというときの商談で人と差をつけたいとか、悪環境でもそれなりに高品質で配信したいという要望があったりします。
で、今時は 映像関係なかったお客さんでも普通にAtemなどのスイッチャーを調達するようになって、しかもマルチカメラまで備えて 積極活用されていて 驚いています。
映像や音声をPCなどに取り込むためには原則キャプチャー装置が必要
PCとカメラやマイクなどの機器接続は昔も今もUSBという規格を使います。特殊なドライバーなどのソフトを入れずにすぐ使えるのがトレンドです。(Atem miniの場合はAtemソフトウェアがあった方が圧倒的に便利ですが)
端子はUSB2,USB3とが規格がどんどん上がってより高速に、同時に供給する電力量も増えました。が今もUSB2は現役です。
特に最近はUAB-Cという差込口に上も下もない、しかも外れにくく、壊れにくい?安定した差し込み口になったおかげで、随分、配信者にとっては安心材料になりました。
しかもキャプチャー専用ハードウェアがウェブカメラより高額な2万円以上するのに対して、Atem miniならスケーラー搭載の4chスイッチャーがなんと3万円台で買えるから、すごい時代になったものです。
選び方
本機のサイズや用途に合わせて ものを選ぶと言う感じでしょうか。ちなみに、今も専用キャプチャーハードウェアは市場に存在しており、ゲーミングや60P、ゲームしながらのパススルー機能搭載、遅延がゼロ近いとか、4K配信など高度化したジャンルに特化して市場は活況です。
そもそもAtemはコストパフォーマンス抜群ですが、大きく、重く、電源ありきなので気軽には使えません。(従来ROLAND 製品などのスイッチャーと比べれば圧倒的に軽い)が、ジンバルに載ったデジタル一眼レフの映像をスマホにキャプチャーしつつ、スマホの通信機能を使って配信も出来るようになった今、手軽で軽量なキャプチャーは、運搬メリット以上に 臨まれるジャンルがあるのです。
ちなみに
このキャプチャー専用ハードですが、音声仕様があまり詳しく書かれていないこと。
ゲームなどはステレオ音声キャプチャー可能だと思うのですが、安いものはモノラルでしか無理だったり、フレームレートが30で60フレームには出来なかったり、画質が劣化したり、遅延があったり、熱暴走して止まったりと、数千円と安く買えるものにも難点があって、やはり本番での長時間実践経験が必要だと思った次第です。
お勧め機材一覧
以下、PCと直接接続可能&有名で 低価格な 機材群を列挙してみます。
業務専用機は本来、法人用途を選ぶべきで、補償があったり、トラブルが少ない?分、やはり高額になりがちです。今回はあくまでもコンシューマー用途や、長時間の自己実験の後の利用前提でご覧くださいませ。
キャプチャー機器が直接ライブ配信できるような装置もありますが、それも触れません。
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Blackmagic Design ATEM Mini
多くのシリーズを持ち、本機は4ch スイッチャー 、スケーラー有でFHD以下の解像度での入力、出力可能
USB3.0 Type-C端子
出力:1920×1080 (60fps)
大きさ:237.5×35×103.5mm
重さ:約550g
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j5create デュアルHDMI キャプチャーボード JVA06-EJ
多くの家電量販店で親しまれているHUBなどで有名なメーカー。
最大入力/パススルー解像度:1080p @ 60Hz
最大録画解像度:1080p @ 60Hz
本体:134.6×18.4×63.7 mm
質量:約172g
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Elgato HD60 S+
海外のメーカーでゲームに特化していろんな周辺機器を揃えています。
USB3.0 Type-C端子
大きさ:112×75×19mm
重さ:約115g
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AVerMedia Live Gamer Ultra GC553 DV488
日本でお馴染みのメーカー、唯一といってもいいほど、昔からショップで安定供給。業務用の商品もあるので、ビジネスはそちらを選んだ方がいいかもしれません。
USB 3.1端子、60fps可能、4kパススルー
2160p60 (4K) HDR
本体寸法:237.5x35x103.5mm
本体重量:約116g
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AVerMedia Live Gamer MINI DV514 GC311
1920×1080 (60fps)
USB2
本体寸法:100 x 57 x 18.8mm
本体重量:約74.5g
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SKNET MonsterX Lite 2 SK-MVTG2
知る人ぞ知る 優秀で気軽に使える機材。何個も所有。
USB2、音声モノラル
大きさ:50×26×12mm
重さ:40g
おまけ AVT-C878 と言うAvermediaの機種
USBコネクターが細く、接続が怪しい Micro-Bタイプでした。
買った当初はうまく動いていたものの、何度も抜き差ししたら急に接触が悪くなって配信途中で画面が映らなくなって、途中で配信が中断するような悲劇も体験することがありました。
ハードウェアの熱問題ではなく、端子自体の問題。2万円以上の価格で買った機材が、これだけで一瞬で不意になることを、最低3回は経験していた次第です。もちろん性能は良かったし、それ以外では大きなトラブルがなかっただけに残念。設計不良なのでしょう。
具体的にはハードウェア側の端子が、基盤から外れるという感じで、ネジをこじ開けてはんだごてしようにも、細かすぎて修復できないという悲しい結果に。(やる人をYoutubeで発見しましたが)
しかも台湾メーカーの受け答えはいいものの、連絡して発送しても、保証書を無くしてしまったらもしくは1年の期間を過ぎたら、修理費用として半額が必要になるので、なかなかちゅうちょしていたのも確かです。