表現者の時代、映像の時代

昨日はMicrosoft社 Surface シリーズの発表会

待望のUSB-Cを搭載したPro7に加え、Samson Galaxy Foldには及ばないものの、繋ぎ目が1本の線が入る程度の2画面パネル製品2種や、物理キーボードを液晶上に置くギミック、ペンを包み込むケース、グラフィック強化したAMD社RyzenCPUを搭載した15インチ版など、数多くのチャレンジも見られました。

実はこの動画、メディアのHPを覗いて偶然知ったのですが、記事途中で未完成。もう少し知りたい欲求が増えて、結局動画を探したら、やはりYoutubeLiveが残っていました。

ということで、トップのナデラから始まり、3人ぐらいの幹部と、Adobe社で2名出てきて1人がリアルタイムお絵描きするなど、伝えたいことは言葉を理解できなくても、なんとなくわかるという1.5時間の映像をチェックしました。世界中の人がコメントもしていました。リアルタイムの字幕(ずれていた)もあり、これからの未来、どんな人も平等になり、黙っていたら存在しない状態になる予感がしました。

PowerPointさえほとんど登場せず、わずか数枚の写真と、後は映像とデモばかりの構成になっていました。

 

なんで海外のOSメーカーが本体ハードも作って優位な条件でPC売るねん!

と怒りたくなるのは、国内メーカーだと思いますが、家電量販店でさえ積極的に海外メーカーを売る始末だからもうどうしようもないですね。

日本人はきっちり良いものを作り、かつユーザがそれに甘えてサポートを無料で使いすぎるから結局、原価が跳ね上がるのだと最近気づきました。ほとんどlenovoとかに吸収された今も自ら国産PCメーカーを苦しめている気がします。

 

全世界相手に商売をするグローバル企業の新商品発表会

では、もう動画の生中継を用いない手はなく、いかに聴衆の前で、トップや幹部が、商品の良さというより、人物の親しみやすさや、その場の雰囲気が楽しいかという社風を伝えるPRが出来るかが、セールスのポイントになるような気がしました。

いよいよ日本もPowerPointを読み上げるプレゼンを脱却しなければ、完全に置いて行かれるような気がしました。と同時に、早く製品スペックだけを売るのではなく、コンセプトや体験、エコシステムを売る流れにしなければ、いつまでも付加価値を付けた競争にならず、まさかのジャパンディスプレイの状況のごとく、中国企業に転がされる目にあってしまうことを気付くべきでしょう。

ほんと数えきれないぐらいこのテーマで記事を書いていますが、Youtube含めて、動画に関わる人たちはかなりのアドバンテージにあるということを知るべきでしょう。

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