大阪城公園の桃園 まだ3割? 可愛いミツバチ

映像素材としては少ない状況でしたが、久々にジンバルをもって走ったので10分の長編になってしまいました。

とにかくマクロレンズにも動じることなく、ミツバチが花粉を体中にいっぱいくっつけて、可愛らしい感じでした。
当たり前ながら、自然はwin-winを行うことでサステナビリティ(持続可能)なやり方で生態系を回してくれているのだと感じます。

一方で世界中で大量死が懸念されたミツバチですが、多くは農薬が要因だと解ってきました。ネオニコチノイド系(クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)を主成分とする殺虫剤。致死量でない低濃度でもエサや汚染された水を飲むとハチは帰巣本能を失い、群れが崩壊する。100倍濃度でも12週間で死滅した事例がある。

残念ながら日本はブドウひとつでヨーロッパ基準の500倍、ものによっては2000倍とユルユル緩めて使用させている。さらにカメムシがコメの稲穂を吸う時に現れる黒い点「斑点米」をなくすために、ネオニコチノイド農薬を何度も使うようです。

320億円を勝ち取る

学校で除草剤をまいていたおじさんが、末期がんを発症。沢山の証拠を携え、320億円の訴訟を勝ち取った。

カリフォルニア州で校庭の除草と整備で除草剤ラウンドアップを数年にわたって使用し、それが原因でがんの一種である悪性リンパ腫を発症したと訴え、ラウンドアップの主成分である「グリホサート」に発がん性が考えられるにもかかわらず、モンサントはその危険を十分に伝えていなかったとして、全員一致で原告の訴えを認めた。

2015年3月WHO傘下の国際がん研究機関はグリホサートに発がん性の恐れがあると発表したのを皮切りに、世界中の国はもちろんアメリカから輸入禁止、または数年以内に禁止とした。アメリカでは9千件を超える裁判が起こり、モンサントを買収したバイエル株価が下がり4兆円損害で1万人以上のリストラすべき事態になった。

EU、中南米、イギリス、フランスなどすべて禁止(または予定)になったグリホサート。しかし日本のメディアが大きく報道することはなく、「ラウンドアップ」は日本でホームセンター、ドラッグストア、100円ショップなど、いたるところで市民が自由に購入できるようになっている。

 

小麦でみんなアレルギー持ちに

カリフォルニア州の事件には続きがあって、家族がアレルギー症状にかかり、一人は大丈夫だったものの、急に自閉症や頭がおかしくなった子供の腸内細菌を調べると脳を犯す菌がたくさん見つかった。それはモンサントのラウンドアップで出来た小麦を食べていたので、やめたら4か月で治ったようです。

あらためて日本。

日清フーズ、日本製粉、昭和産業など、大手3社の小麦の残留農薬調査。パン粉全粒粉には1.1ppm。強力粉A 0.37ppm世界では0.2ppm。収穫前にまくから濃度が濃いという。日本の残留値規制なんと30ppm!!!!!!だが、中国さえ0.2ppm。中国はカナダからの菜種油の輸入を禁止。

ちなみに、お菓子やあらゆる食材に表記される植物油脂の多くカナダ産の菜種油とされているから、が収まるはずもなく、精神の病も増加、花粉症デビューし続ける人が増えるのは当然のことなのかもしれません。

ちなみに日本モンサントは「とねのめぐみ」というブランドで米を作っていて、同様、三井化学の「みつひかり」、住友化学など、コンビニエンスストアのおにぎりや、牛丼屋さん多くの人たちにふるまわれていることはあまり知られていない。

どんどん安くて危ないコメが真面目な農家を追い出す一方で、もっと儲ける方法を探る企業や日本を売る第三者組織やグローバリズムを盾にする連中は、次は農協潰しにかかっている。規制改革委員会の動きに注目だ。結局、人も作物も薬漬けにされ食で儲け、病でまた儲けるマッチポンプビジネスが成功しているが、その一方で元に戻れない生態系を確実に蝕む未来のリスクを感じます。サステナビリティとはまったく逆、魚の乱獲同様、土が壊れようが関係ない危うさで。

結局 健康診断に行かない、乳がんなどの検診に行かない、テレビを見ない、薬をのまない 、化学のお菓子を食べない人間が長く生き残るノアの箱舟なのかもしれません。

 

引用.
日本が売られる 堤 未果氏  (幻冬舎新書) |
除草剤ラウンドアップの正体 「元 農林水産大臣」

https://youtu.be/aBAclfmFHZk

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