2人はPCの専門家だからこそ映像機材にも親しみが持てるとは思えますが、疲弊しているPC業界だからこそ、このような前のめりの積極配信が出来るのだと思えます。
究極のカタチはこれだと思います
仕事だからと覚えた知識だけでなく、本当に興味をもって楽しんでいる大人たちがその業界を憂いながらやることで、全体を引っ張るコンテンツになるのだと思います。
そしてさらには、本を書いているテクニカルライター自らがが配信機器を扱いカメラを振って、自らの声で、見せたい新商品などの内容を伝えようとする。ユーザからの声はライブのコメントにリアルに入り、それに即答してゆく・・・だから本当の声であり、内容の信ぴょう性に迫力が出るのだと確信しました。
スポンサーも生中継を聞いていて、番組中に携帯で指示を伝えるこれほどリアルタイムな現場もないでしょうが、不祥事を出して代理店にレクチャーされた後、記者会見でお詫びするような大手企業のサラリーマン経営者とは違って、言葉にうそがないという点が大きいです。
まさに時代は読み書きそろばんならぬ、読み書き、映像。第三者であるスイッチャーやカメラマン、音声、シナリオライターは次第に不要(または機械に置き換わり)になり、配信したいものを持つもの自らが、手にカメラを持って、自身の声で、手法で伝える時代が近づいてきたといえます。
一足飛びに、そうならなくても映像製作にかかわる人は、これを知っておくべきだと思います。なぜなら製造業が自社内にスタジオと製作部門を作って自分たちの製品をYoutubeチャンネルで広報する時代は、もう近くまで来ているからです。
従来は映像は異業種でしたから外部に責任とともに頼んでいましたが、タレント不要でTVは関係ないとなると、コストダウン&プラス効果があると踏んで社内の営業ツールシステムと化してしまえば、社内で内包、合理化するのは当然だからです。
だから生き残りのカギは、自身の領域だけでなく、企業側の立場で業務を知るべきだと考えます。蛇足ですが、一番身近なPC関連でいうと、今度の新しいAMD社のCPU Ryzenを使えば20万円近くするintel CPUの半分の価格で、同等性能で効率よく動画2パスエンコード変換出来ることを知ると、無駄がなくなったりします。(スピードだけならGPUが速いですが)