デジタル一眼での動画撮影が当たり前になった今、あらためて豊富なスチルレンズの中でもマクロが有効だと思いつきました。
マクロあるじゃない
写真でマクロレンズというと、花の接写が一般的ですが、動くものを撮れるとなると、マクロならではの用途が控えていることに気づきます。
ということで、人に借りていたCANON FDレンズを探して出してきました。さすがに重い、長い・・・(笑)
それでもマイクロフォーサーズが35mm換算で2倍になるので、75-210mmというレンズは、140mm-420mmという超望遠に代わり、マクロもかなりの倍率になります。
これを使えば、水の中に洗浄液を希釈し、水溶液中の分解の様子など、視覚に訴えるビジュアルが撮像できます。サイフォンなどコーヒー粉のかくはん技術や、ラテアートの描き方も、大きく、そしてスローにするだけで、技術獲得のための良いツールになるでしょう。
もっとも、顕微鏡レベルまでいくとさらに新しいジャンルが広がる予感満載ですが、さすがに一般のマクロレンズでは無理でミクロレンズ?になりますし、明るさやホコリ問題、カメラ調整台といった特殊な周辺機器が必要になってきます。
しかしこれからは、さらなる見える化が、動画にまで忍び寄ってくることは間違いありません。特にスマホで4K撮像できるならより小さく、高解像度になるのは当然の流れ。
医療など、腸内細菌のようなものに、リアルに食材をぶつけて、糖を分解している様子など、リトマス試験ではない生きた実験動画を見る意義は広がっていくでしょう。