掘って掘ってまた掘って・・・
深く深く穴を掘っていくのが、日本人の良いところであり、悪いところ。
縦割り行政しかり、企業での縦割りルーチンしかり、その会社の独自ルールには詳しいけれど、基本をすっとばして暗記しているから応用が利かない、いい歳なのに世間の常識は知らない人もいるようです。（常識ない私も頭が痛い・・・）
深く入るこんな特性がありすぎて、浅く広く全体を見られる人が少ない。だから技術はあっても、アップル商品のようなものが出来ない。
ゼロからイチを産む
ものごとを深くすることはいいことに違いありませんが、基礎研究は別として、それが社会の何の役に立つのか解らず やってしまう危うさがあります。
そして、やはりゼロからイチを産むためには、基本を身につけた上で常識を捨てる柔軟な発想が必要です。
曹洞宗宗祖 道元の「自己を忘れる」「知性の自殺」は、要約すると、他人から聞いたことや、本で知った単なる知識を捨て、自ら体験し、深く深く真摯に追い求めてはじめて、天からヒントがきて智恵になるという教えがあり、とても参考になります。浄土教の他力本願しかり、先日の高橋是清ですね。
本来、製造業は、顧客とのやり取りの中で、新しいニーズを発掘しましたが、いつの間にやらマーケティングや、分業の流れで、大事なデータを家電量販店に奪われています。
こうなると、画期的なものは出るはずもなく、会社存続のため、部署存続のため、他社の売れ筋を分解し、真似をし、少しだけ新しい機能をつけて、安く売るぐらいしかなくなります。あとは助成金か。某自動車会社のように、大手なのに消費税免税などの免除特需があるから儲かっているという現状があるのです。
ＰＣ操作が出来ない若者が増えた
今日のニュース記事を読んで驚いたのは、現代の若者はＰＣを触らず、スマートフォンしか触れない人が多い ということ。
なんとなく想像は出来ていましたが、まさかこんなに早くそうなるとは・・・・ＰＣのキーボードを打つ方法もわからず、ＥＸＣＥＬやＷＯＲＤなどにも初めて触れる人が多いようです。しかし会社は生産性や合理化を求めることが多く、まだまだ即効性以外をスマホには求めていません。
ＰＣ擁護をするわけではありませんが、枠にはまらず、クリエイトする能力は、本来、若者に無限の可能性が備わっていると思っています。
それを最初から小さく育ててしまったら、伸び幅が少なくなってしまうのではと危惧します。企業が囲い込みを狙ったアプリ、たとえば、ラインやTwitter、Facebookばかりしていると長文が打てず、記事の意図を纏める主題を思い悩む必要はなく、結果、自分よりも年齢の上の人との会話や、経験豊富な人との出会いが狭まり、小さな世界で可能性を終わらせるのではと危惧します。
わからないことがあったら、解決方法すら、一から試行錯誤して考える。そして突破していった結果、世界初だった という発明の時代は終わり、まずはネットに聞く。結果をただただ鵜呑みにし、反対意見があることも知らず、丸暗記を繰り返す。もちろんネットで出なかったらもう終わり。
完全受身の、囲い込みＣＭシステムの中で、こんな循環を１０年もさせられたら、国は崩壊するだろうと思います。
常識をくつがえそう
くつ屋さんがくつを売らなくてもいい時代になったと思います。足から健康をテーマに、食べ物や歩くルートを開発したり、足をもんで健康にするサービスを作ったり、今では、さほどとっぴな発想ではありません。
ということで、今日は、ブルーレイと、歯ブラシ洗浄液と、便秘解消のフルーツ漬物をいっせいに出荷した、記念すべき一日を迎えました。
困っている人が喜んでくれる、いや社業を通じて社会に貢献する ことが、企業共通の最上位の企業理念であるわけで、もう古い小さな視点の理念で囚われている時代ではないのです。
上の葉っぱ写真は、ワインや酒を与えていたらこんなにも大きくなりました。つまり発酵物は植物にもいいということです。このひとつの事実ネタだけで何倍も飯が食えそうです（笑）
ブルーレイは１倍速 4.5ＭＢｐｓなのですね。だから４倍速は18ＭＢｐｓで書き込めるということ。
トータル約２０ＧＢのデータなら、理想値では、20*1024/18/60=１９分
実際は２０分５１秒かかりましたが、機械に任せてぼーっと終わりを待っているより、２倍速、４倍速と条件を変えて実験したり、エラーが起こる過酷なテストをしたりしたほうが、よほど、自身の将来のためになると思った次第です。