ライブ配信の技術は、編集ありきの映像製作にもうんと役に立ちます。
なぜなら、後からあれもこれも合成して・・・といっていたら、いくらでも時間が経過してしまって、アイデアが腐る可能性があるから。
つまり、思ったタイミングでの鮮度で、情熱で、映像を完成に導く最善は、おそらくライブなんだと思っています。
だからテロップはワンマンで無理だとしても、最終形の映像作りに近い形で、進められれば、まさにアイデアそのままに、最終形までいっきに近づけることが可能になります。
そういえば、料理マニュアルで、収録時にタイマーを子画面で合成して後の作業を楽にしたことがありましたが、それと同じですね。
動画は熟成し過ぎると嘘っぽくなる
決めポーズをつくれる写真と違って、映像は空気が映し出される特性があるので、失敗して何度やり直したとしても、覚えた台詞をそのまま話すのと、即答では、全く絵の迫力が異なってきます。
だからリアルに近づけるために、ギリギリまで質問を教えないのは、ある種、鉄板なんだと思います。
確信していますが、リアルタイムに編集しながら収録する、このライブ配信技術を使った映像制作の形は、これから当たり前化するでしょう。映像製作は時間がかかるといっても、映像に関わる人数が増加すればするほど、競争は激化するし、暖めすぎてもアイデアが枯渇、腐敗してしまう可能性があります。
上記画像のような合成処理を 後から編集でなんとかしよう とした方が 無理がある
ということで、小型PCを紹介するYoutube動画を、2カメ+iPad mini 手書きで作成しました。
思いついて、数時間のうちに撮影し、大半が完成する、未来の映像製作を、いち早く、加速しつつ体験している日々を楽しんでいます。