H.264圧縮の10GB超え映像がどれだけ小さくなるか?

MP4が出来たおかげで

ずいぶんと動画のファイルサイズが小さくなって、スマホでの扱える汎用化含めて、アップロード、ダウンロード負荷が下がって嬉しい限りですl。

映像業者にとってこういう進化は、ほんと有難く、例えば今日やったレンダリングは、DVDなら 4.7GBで 720*480サイズなのに、FHD 1920*1024の高画質でも旨く圧縮出来れば 4GBを切っての恩恵を得られます。

一方で、ユーザ側には直接見えにくいライセンス料金に関して、エンコードソフトメーカー配信ベンダーがこのコストを払っていることが案外知られていません。

上はH.265(1280*720)1Mbps 下はH.264(1920*1080)2.5Mbps

 

現在YoutubeはVP8/VP9とH.264を使っていたと思いますが

次世代と言われているのはアップルが開発したH.265/HEVCと、Alliance for Open Media「AV1」が注目されています。

H.265は、H.264の半分サイズになるとのことで、Amazon Prime Video、Netflixなどで採用されているようです。

が、AV1の圧縮効率はHEVC、VP9よりも高く 品質が高いとされていて、さらにロイヤリティーフリーで使えるメリットがあります。

H.265に比べて21%高かったというデータがあり、そうなると、エンコード、デコードが大変になってくると想いますが、いつものようにCPUなどに組み込まれたハードウェアサポートされるでしょうから、いろいろ快適になりそうです。

高画質化と伝送(高圧縮技術)は両輪であり、関係者は大変だと思いますが、より便利になることはいいことですね。

引用.
https://jp.videoproc.com/edit-convert/av1-vs-hevc-h265.htm

https://www.earlyteches.com/2018/10/av1-compression-efficiency-is-high/

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00944/090300002/

コメントを残す