iPhoneだけで自社や自店舗のPR動画を作るといったコンサルも増える中、映像製作が本業である我々は何をすればいいでしょうか?
付加価値アップ
やはり過去のやり方、しがらみはゼロベースで目的達成に歩み寄るべきと思います。あくまでも価格競争に陥るのは簡単。しかしもうキレイは当たり前、お客様のいいなりは危険。となるとより付加価値あるものをご提供するに尽きると思っています。
実際、今年の保育所さんのせいかつはっぴょうかい撮影では、ジンバルによる1時間近い撮影を行い、とても満足いく出来になったと自負しております。上から見下ろすようなこんなカットも無駄カットなし&シームレスに撮影できます。もちろん大量複製前のお客様チェックでも好感触を得ていますから自信が深まっています。
小さいことですが、いつも似たパターンだったジャケットデザインをリニューアルしました。そこには保育所側が作った毎回異なるこん身のリーフレットをスキャンで取り込み、素材を入れ込んでいますし、これも喜ばれています。
コンテンツ販売の次の一歩
さらにはDVDやブルーレイといったメディア販売だけでなく、ネットでのダウンロードまたは、直接再生ページも作成し、ブルーレイ購入者だけの特権として無償アクセス可能する仕組みを今年からスタートしました。
実に予約の集計結果では、前年同期比で5倍もの売り上げに繋がり、母数が少ないからたいしたことはありませんが、未来への一歩が見えたような気がします。
そういえば もう10年前の感動セミナーの動画販売もコンスタントに売れてまして、古いコンテンツでも見たい人は案外多いと実感しています。
もちろんHPのレンタルサーバーだけで、仕組み代にお金はかかっていませんから、維持費は事実上ゼロ。赤字にはならない安全運用です。
チャレンジチャレンジ
とにかくチャレンジと無謀はまったく異なると思っております。普段のテストなどでジンバルのバッテリー持ちや機材のくせや、各種操作のトラブルリスクを潰しながら、すこしずつ実践に投入することでノウハウが溜まっていくと思っています。
いずれ向かう先はリアルタイム配信であるでしょうし、もう中間マージンをとるだけの代理店や、惰性で怠慢な自分の道でさえ、向上心のないビデオ撮影業者は声がかからなくなるような気がしています。
体と頭に汗をかこう と 温故知新をキーワードに映像製作道を突き詰めたいと思います。 |