時代は作業者目線

百聞は一見にしかずとあるように、教育には、現場でのOJTが一番。さらに言葉が通じにくい外人さん従業員への多様性にも対応するためにも、実際に見せて、実際にやってみることが習得の近道なのは間違いありません。

abura1しかし、欲しいものがなくなった&世界での戦い&少子化などでビジネスはより小規模にシュリンクしてゆく様相を呈しています。

このビジネスを安定させるには、やはり少数精鋭にならざるを得ず、結果、大手製造業でさえ教える人材の不足や、人材の多忙などが原因でじっくり教えて育てる時代から少しづつ遠ざかっているように思えます。

 

こんなところに動画はとても有効

自宅でのドリップコーヒーの煎れかたもそうですが、生徒向けだったり、店内で働くバイトなりパートなり、とにかく調理を知らない第三者に作業を理解してもらうために見せるだけでイメージを掴んでもらい、また個人のスマホなどで再生しながら実践できる動画は、案外ある程度の水準まで引き上げてくれます

YoutubeだけでなくFacebookもTwitterといった世のSNSも巻き込み、2020年にはネット上の8割は動画になるのは疑いもない事実ですが、その一方で動画ならどんなものでも良いはずがありません

たとえばabura2誰に何を学び取ってもらうかによって、映像の構成は変わりますし、それに合わせて撮影方法も違ってきます。品質をあげるためには、要所要所の映像アップなどのカット割り挿入や、テロップでの映像補完、さらに音声をクリアーにし聞き取りやすさをアップするためにプロのナレーションを付与、さらに映像を飛躍的に楽しみを与えてくれるBGM、効果音をつけるといった手法も有効です。

この映像の構成にあたるところが、シナリオといわれる部分であり、家作りでいう大事な設計図作りになります。

どれぐらいの時間にするか、どんな手段で閲覧させるか、どんなシーンで見るのかといった条件で、画質やフレームレートなども変わってきます。FHDの大きなテレビで見るなら文字の細やかな詰込マニュアルでさえ、挿入できるようになります。

最近はカメラが小さくなったおかげで、撮影方法に関しては、既に作業者目線が求められ、しかもそれに対応できるようになった気がしています。

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