細かい木々のレンダリングは難しい

ノートパソコンでH.264での動画編集が軽快になった今、さらにレンダリングを早くする手法としてGPUによるハードウェアレンダリングを使う方も多いと思います。

 

高速&便利の落とし穴

私もこの時簡短縮手段にずいぶんお世話になっていますが、秋のジンバル移動撮影でのもみじかえでや、細かい木々早い動きを収録した映像のクオリティー調整が難しいことに あらためて気付きました。

もちろん圧縮率にもよると思いますが、先述の細かい描写の場合は、案外ブロックノイズが盛大で、暗いところはノイジーになることも多く、かつあまり圧縮率を変えても劇的な向上が見られなかったので、設定をさがしてみました。

 

レンダリングソフトウェア

編集ソフトか独立する変換ソフトかは人それぞれ。標準でチェックのついていることも多いハードウェアレンダリングを外せばOK。純粋なCPUレンダリングになって、すごく時間がかかるのですが、ブロックノイズなどが劇的に減ることが解りました。

encode

具体的にはGeforce 系NDIVIAのNVENCや、intelのQSV、そしてAMDのHD Radeon系APPがハードウェア側でやるレンダリング。上手くいくと実時間の1/5ぐらいでエンコードが出来る代わりに、瞬時にエンコードする限界なのだろうと判断し、今回、画質に定評あるX264方式でやったところ、改善しました。

YoutubeはX264方式だったと何かで見たのですが、流石ですね。ということで、編集がようやく終わった下賀茂神社編です。

 4K時代にはH.265が有力視され、intelのQSVもグラフィックカードIntel HD Graphics 5**以上クラス?なら、ハードウェアレンダリングが出来るようですが、やはり素材によっては、こういった最終書き出し時の注意が必要なんだと思います。

 

コメントを残す