昨日の続き
うっかりプラスドライバーを忘れて、お預けとなった新しいＳＳＤ換装。あと型名を書き忘れたため補足。ＭＸ２００（ＣＴ２５０ＭＸ２００ＳＳＤ１）、今年2015年の1月頃発売された機種で、新品を購入しました。
さっそくＰＣ背面のカバーをあけ、むき出しになったＨＤＤに唯一付いている透明なセルと、３つのネジを外しました。ＨＤＤもＳＳＤも同じ２．５インチなので端子の向きだけ合わせてさしこむだけ。
ベンチマーク
さっそくCrystalDiskMarkを起動し、スピードチェック。Seq Q32T1の値が、特にWriteが低い・・・と思って、すぐにキャンセル処理しました。
ひょっとしてPCのＳＡＴＡ転送スピードがご認識しているのかと思い、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーを起動し、チェックするも３ＧＢでなく、ちゃんと６ＧＢ／秒になっていました。
性能アップ施策
まさかと思って、同社ＨＰを眺めるとSTRAGE EXECUTIVE というソフトがあるではないですか。性能が上がるような書かれ方をしているので、ダメ元でやってみたら大きくアップしました。
また、肝心のベンチマークソフトCrystalDiskMarkのバージョンが古かったので、これも最新にしたところ、すこぶる改善しました。
ファームウェアもあったので最新にした
それでもなお、HPでは書かれていた１０倍という表現には満たなかったし、人のベンチマークを見ていると桁違いのものがあり、項目を調べてみたら一次キャッシュの有効化というボタンがありました。
マニュアルでは、次のように書かれています。
一時キャッシュ – ブート ドライブとして設定され、サポートされているSSDで一時キャッシュを有効にします。 この機能を有効化または無効化すると、システムが再起動します。
さらに性能アップ
いきなり有効にするのも怖いので、調べてみると、記事発見。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150603_705120.html
今回新しく追加されたSSDの性能向上を図る同社の独自機能「Momentum Cache」は、メモリキャッシュ技術を活用したもので、バーストパフォーマンスを最大10倍向上させるほか、不要な書き込みが減ることで、SSDの寿命延長効果も期待できると言う。
うわっー！ほんまにアップした！
でも不安なのは、この状態でバックアップとってリストアした際にSSDが変わってしまうと不整合にならないかという点と、そもそも映像編集など巨大なファイル群を扱う際、キャッシュの取りこぼしみたいなことで、おかしくならないかという点です。
まぁ、ほぼデータに差がないHDDもあるので、映像配信はこのままいってしまおうと思います。
ご参考データ
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CrystalDiskMark 5.0.2 x64 (C) 2007-2015 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes
Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 2053.983 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 2119.746 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 240.704 MB/s [ 58765.6 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 220.824 MB/s [ 53912.1 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 3017.887 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 3205.177 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 259.067 MB/s [ 63248.8 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 227.474 MB/s [ 55535.6 IOPS]
Test : 1024 MiB [C: 42.3% (98.4/232.5 GiB)] (x3) [Interval=5 sec]
Date : 2015/08/02 21:45:00
OS : Windows 7 Home Premium SP1 [6.1 Build 7601] (x64)