LegionGOを日常使いになってから
マルチカメラ編集はもちろん、AV1とかH.265でのレンダリングが当たり前になって、何時間も取られるから慎重に!といった心配は不要になりました。
これは特に長時間のイベント収録では大切なことであり、3時間越えの映像出力に無駄にPCを実時間占有されることがなくなるというのは、ありがたいことです。
昔は大型汎用のホストコンピュータをダム端末から利用していた中央コンピューティング時代、極力ホスト利用時間を最小限にして、大勢のユーザが同時に使用できる環境を作るといった行為に近い話かもしれません。
レンダリングスピードが速いということは
試行錯誤が何度も出来るということであり、何度も繰り返せるということになります。
とくにLegionGoのAV1やH.265でのハードウェアレンダリングの性能は品質上もさほど悪くなくて、サイズがH.264の半分以下になることもあって重宝しています。
が、納品前に第三者を経由する場合は、どうしてもH.264がまだまだ主流であり、そもそも受け取った者が再生出来ないことが想像できます。
ということで、まだまだH.264も使う必要があるのですが、改めて計測してみたらやはりこちらも4倍速以上でレンダリングしてくれることが解って、嬉しく思います。
これは推測ですが、DavinciResolveでのレンダリングは外部GPU使用時は、有償版が必要だと記憶しているのですが、標準GPUが高速なRyzenZ1 Extreamの場合は、無償版で使用することが出来ているのではということ。
平行してこのブログ記事を書いていたら15分程度で2時間弱の映像レンダリングが半分を超えてました。
あらためてBlackMagic社の社長の英断と、ソフト開発技術に感動しつつ、CPUの進化に感動をしている次第です。レノボにも自作キーボードの楽しさもスピードアップに貢献しています。
そう考えると、撮影技術ももっと頑張らなければと反省しつつ、撮影時の作業もそこそこ複雑で撮影技術だけに集中できないところに難があるのも確かですが、結果的にお客様が喜ぶ映像作りをしたいと思います。(ジンバル含む6カメにパワポも合わせれば7映像は文句言われないでしょう?)