最近はスマホの映像に見慣れたこともあり
比較すると コントラストが低く、下手をするとピントがぼけて見える場合もあるミラーレス一眼レフの映像はモノ足らなくなる絵に見える事があります。
が、ログ形式での撮影は、スマホにはないラティチュードの広さを見せてくれるため、特に明暗差の激しいところや、太陽が直に当たった逆光など、センサーサイズが小さいと飽和して 絵がなくなるところも踏ん張って、良い絵を撮像してくれます。
滝のような微細なしぶきの臨場感を映し出す
そして好きな色でグレーディングできるBlackMagicDesigh社のDavinciResolveを組合わせれば、場面ごとのレンズとの組合わせで、まだまだ過酷な場面では勝てない大きなアドバンテージがあるかと思います。
結局は使い分けであり、ジンバルと交換レンズやバッテリーを持って行く行為は、儀式・作法を伴う茶道や武士道といった、気合いを入れて、魂を込めるといった行為を重い機材のセットを持った時点でスイッチを入れてくれるような気がします。
普段から切磋琢磨し、その道に長い間関わっていれば、自ずとその機材のベストを使い切るスキルや、この場ではこれといった柔軟な対応が出来るでしょうし、そういう言う意味では 弘法筆を選ばず という言葉は いつの時代も、プロに問いかける有難いメッセージなのかもしれません。