トラブルが鍛えてくれる
体のトラブルはその人の食生活含めた生活習慣への警告で起こる。食事と運動はもちろんセット。
カルシウムを採り続けても骨は強くならない。骨に身体的プレッシャーがかかって初めて、工場にカルシウムを要求する。
天、地球にとってみれば、植物も人間も自然界の生き物。不要なものと判断すれば、即死させればいいだけ。生き残っているということは何らかの仕事が残っているということ。
仕事のトラブルは、できる限りない方がいいけれど。
それでも起こった場合は、誠心誠意事情を伝えて、対策や再発防止、熱意が伝われば、お客様との信頼関係が強くなる可能性もある。(それでも駄目なら相手が文化の違う外人か、縁が無かっただけ)
きっと、お金を渡すとか、ものを返品したり賠償するといった血の通わない対策では、遺恨は残る。裁判なら 士業は儲かるけれど、完全に両者が消耗戦で終わる。つまりデジタル的な対応ではなく、人間的な対応で物事は進むし、解決・進化する。
私の小さい話ですが、昨日、代引き発送予定が、通常配送で送ってしまい、お客様からわざわざご丁寧に、その旨の連絡がありました。これぞ日本人だと思えるシーンですが、お詫びと請求書を送らせて頂くことで、無事解決?しました。
映像編集の技術的なこと
長編ものの映像編集と、チャプターをたくさん設定するDVD化に関して。
テロップ等、お名前を映像に挿入する関係で、何度も お客様に確認しながらやる必要があります。一カ所のテロップ修正が発生しても全体を再レンダリングする必要があり、短くても2.5時間はかかるのですが、時間短縮為に、DVDメニュー作りと平行して行っているので、その関連性を考える必要があります。
万が一、映像編集で尺が変わってしまうと、チャプターを打つ場所が変わってしまうために 阿鼻叫喚!大きなロスタイムになります。
だから 事前に修正発生しそうな場所は、手を打つ必要があるのです。
で、まさかの尺が変わった・・・
オープニング映像の不要カットが発生してしまい、それを削除する必要ができてしまいました。
2.5時間レンダリングしてもいいのですが、少し悩んで気づきました。
本編は黒がなく、いきなりスタートするのですが、ここに2秒の黒を足せばいいということに。
でも編集したらレンダリングで同じことなのですが、実は、TMPGencのSmartRenderを使用すれば、出力された映像を元に10分程度で黒と本編の合体レンダリング作業ができるのです。(黒色映像そのものは編集ソフトで書き出す必要がありますが)
これは大きな時短であり、知っていると知らないでは時間、つまりコストが変わってくる。
そしてテロップも、今回、全体的にもう少し 名前と名前の行間を空けたいとご要望が出たので、これまた合理化策が生きてきます。DavinciResolveの字幕機能でテロップを作ったので、つまりワンボタンで行間の数値パラメーターをいじるだけで、いっきに全部のテロップの行間が変わるのです。
トラブルや新しい要望が、守りを強くする。技術を進化させる。
まさにこの積み重ねそのものが日本の強さだと、改めて実感した次第です。
健康と技術、両立させてこそ いろんな意味で長生きする秘訣となる。頑張りたいものです。