二台実践!速い方にレンダリングを任せる
映像編集、特にプレビュー再生は、リアルタイムでできるようになったとしても、最終のレンダリング処理にはまだまだ時間がかかります。
例えば昨日の2時間越えのような会議を編集は簡単だとしても、レンダリングにはLOOXでは1時間越えと言われて興ざめしてしまいます。
SSDなどの記憶媒体も高速だし、昔の、夜中レンダリングして寝て、朝その結果をドキドキして見る 時代と比べると ずいぶん高速化を享受できているのは間違いないのです
が・・・
お金欲求だけの追求は怪しいですが、もっともっと処理を早くとか、便利とか、といった方向性があるのが人間、進化が止まらない良さでもあるのだと思います。
ということで、元データとプロジェクトファイルをLOOX内で完結させる必要もなく、もう一台にリモート接続してデータ複製をいっきに行い、レンダリングはミニPC、中華PC にさせるという手段をやってみました。
リモート接続の良いところは高速な無線接続していればワイヤレスで、ウィンドウを2つ出して、コピー、貼り付け の行為で コピーが一気に終わるところ。SDカードもなにもいらずお手軽。
LOOXも中華PCも同じ 無料の高度な映像編集ソフトDavinciResolveを導入しているので、編集ソースとプロジェクトファイルがあればすぐに作業に入れます。階層が若干異なるので、パスを設定する必要があるかもしれませんが、最初に一回だけで、終わります。
LOOXの1時間がはたして・・・
32分と出ました。放置できるとはいえ、30分の時間短縮はありがたい限りです。
もっと高速マシンなら早くなるでしょうが、モバイルなどの可搬性と併せて考慮すればこれが今のところベスト構成だと思っています。
そして余ったLOOX側のCPUは、画面を瞬時に切り替えて 処理開放、フルスペックで別の仕事に迎えます。
もちろん編集したってかまわない・・・笑
しかも負荷は7割程度しかかかっていないので、他の処理も可能。
あとはバッテリーでどれだけ稼働するかですが、これはもう少し見定めていきたいと思います。今回は喫茶店のAC電源をお借りしてます。
先日の4K HDRだと中華PCの編集は2時間で CIOのモバイルバッテリーがなくなったので、軽い処理だと5,6時間でも平気だけに、負荷を見定めて運用
したいと思います。