リハの現場で楽しい実験
やりたかったことを試してみました。
- すべてフルハイビジョン画質
- すべて無線接続
- スマホカメラを三台(1台をズーム、パンオペレート)
- iPad miniで単体ソフトスイッチャー
3カメスイッチ&プログラムアウトを収録 - もう一台のiPhoneで3台カメラの収録
- AC電源はいっさい使用せずモバイルバイルバッテリーで給電
- 3時間ぐらい稼働
という環境で実験しました。
試しに全部の画質を4Kにしたら、カクツキを見せたので、すぐにやめました。端末かネットワークか、CPUか、いずれにせよ、この組みあわせは、これが限界なのかもしれませんが2台ならギリギリ動いたから案外タフですね。
こうやって限界点を見つけることで、いろんな引き出しを得ることが可能になります。本格的なカメラやパワポ、ZOOMなど多用するライブ配信の現場でカメラなどの機材が壊れたとしても、代用できる仕組みであると確信した次第です。厳密が要求されない現場にも。
簡単な検証をしてみた
スイッチングの結果をiPad保存し、3カメラの録画も一括でiPhoneに保存したので、それをチェックしました。
何十秒に一度、たまにカクツキを見せてました。
3台の映像をモニターしながらスイッチさせつつ、映像出しと、録画もさせたiPad mini6 方はバッテリーの減りが圧倒的に早いので、ムリがかかっていることが解りました。
その対策としては、iPad はM1とかより高速なプロバージョンの方が良さそうですが、それでも録画は別のスマホかコンピュータに分散可能なので、ムダ金を使う必要はなく、柔軟性があります。ネットワークさえ耐えられれば、能力に合わせてやらせることを分散処理させればいい。なんでもできる汎用PCをはさめばモニターしながら必要な箇所を強化できる。
このボトルネックがどこにあるのかはこれから検証する必要がある
人と違うライブ配信をしたい現場では、充分許容範囲に入ってきたなぁと思っています。カクツキもフレーム落ちも許されない現場は減っているでしょうし。
ボトルネックの要因はSSDなどの記録媒体か、スマホ・タブレットのCPUなのかグラフィック性能なのか、またはネットワークなのか。
個人的には端末側の負荷が大きいと思いつつ、モニタリング出来ていないので、厳密でないのですが、時間に余裕がある場所で、PCを入れつつ、検証&対策したいと思います。