TV局のような大体制でなくても 少数精鋭でやれることが増えてきた
まさにiPhneが電話を再開発したように、双方向LANケーブルでの新運用は、映像の概念を再定義すると実感しています。
ライブでやりたかった課題&テーマは
- 自動音声認識と、映像への合成
- 映像の中にリアルタイムでペン手書き文字合成
- ワンマンでも可能な可搬性
- リスクの少ない配信体制
- 複数回線でより安定的な配信へ
- よりシステムを簡易&軽量に
- 万が一の臨時体制確立
- 配信後のリカバリー
- 閲覧者とのビジュアルコミュニケーション
「料理の三角食べ」のように 少しずつつまんでいって、気がつけば、技術や時代が追いつき、叶ってきたように思います。
思っていたことがどんどん形になるのは、楽しいですね。手段も必ず用意されているし、時代が来れば確実にやる人が増えていく。
リアルタイムを面白くする(攻めるも護るも)
特に、従来ではテロップを入れるとしても、事前、もしくは、いくつかのステップが必要で、すぐさま何かを表示しようとすれば、映像との合成位置を考えてレイアウト配置が必要でしたが、観ている映像にそのまま合成出来れば一気にこれが解消できます。
著作権の怪しい音源や、放送にそぐわない言葉が出たとき、例えば「かえるの鳴き声」のような まったく別の音で被せてしまって誤魔化すようなことが、映像でも必要だと思っています。
現在は、映像に対してぼかし処理をするにしても、範囲やぼかし具合などの考慮が必要で、ライブ配信には向きません事前に用意したアルファチャンネル付きのぼかし画像を 動かしてサイズ調整して配置することが現実解だと思います。
が、例えば撮影中、画面全体が止まっている仮定して、ペンで上から直接なぞれるなら、サッカーの解説のようにリアルタイムでぼかしをつけたり、黒く塗りつぶしたりが可能になることのメリットは相当あると思っています。
もっとも、塗る範囲を最小限にして、追従をAIで行うのは ミスが恐いので、全面工事現場のお詫び画像でいいのでしょうが、それもすぐには用意出来ないと思います。
よりライブが増えてゆく もっともっと身近に、表現力豊かになる
昨日もYoutubeLiveで深夜に女性が酒を飲んで愚痴をいう動画に2千人越えの人が集まっていたように思います。
いつでも観られる作品なら、大勢のガヤが集まるライブに緩やかに繋がっていく。まさに、時代はどんどん、リアルタイムと作品の二極化が進み、前者の割合が増加しているように思います。だからこそ、このあたりのノウハウ、技術革新は、特に表現方法の増加は、とても大きく進化できる兆しを帯びています。
そういえば、以前、ベンチャーから新しい映像機器が出た際に、LANベースの映像配信規格のサポート有無を聞きましたが対応していなかったそうで、まったく食指が動きませんでした。
一方でイーロンマスクのSpaceX社 衛星ブロードバンド「Starlink(スターリンク)」が、契約と電源、アンテナさえあれば、車など移動しながら月額1万円ちょっとで高速インターネット数百メガbpsの速度を楽しめるサービスを始めています。
そのインフラに、ウクライナ(米国)が仕掛けたロシアとの戦争関係者まで、サービスを利用する事態になっています。
KDDIも協業し、山奥など光回線を引けない過疎地でも、低価格で利用が可能になったように、新しい技術が原動力になって、新サービスが出てくる・・・世の中一気に加速していく例が増えています。
もったいぶるようなたいしたものはないのですが、いくつか実験成功したこともあって、自身の防備録として上記図に残しておこうと思います。