Liveshell xで複数Wi-Fi回線接続 実験成功!

野外でのネット配信はいろいろ大変です。

そのためにいろいろ試行錯誤して、それなりに安定的な仕組みを確立しつつ、実験を重ねてきました。
その中で、Wi-Fiルーターを束ねることは昔から出来たのですがこれを、Liveshell Xなど、有線LANで使えたらいいなぁと思っていました。

そして、今日、その実験は上手くいきました。

Liveshell Xには有線LANの口と、Wi-Fiの口が一つずつあるのですが、Wi-Fiは当然ながら1つの回線しか接続出来ません
つまりWi-Fiルーターが何台あったとしても1台しか接続できず、安定配信をしたくても出来ず、苦々しい思いをしていました。

もっとも、PCを接続すれば、リスクゼロとはいえないまでも、既にソフトウェア上で有線も無線も混在、ミックス安定配信が出来るのですが・・・先日の山登りで使った1台構成のWi-Fi+Liveshell Xはスタイルは便利でお手軽なので、なんとかいけないか想ってました。先日は何度か切れて痛い目に遭いまして、やはり複数回線があった方がいいなぁと想って試行錯誤してみました。

 

Wi-Fiのホットスポットを新たに作る

今回テストしたのは、PC側(WindowsタブレットLOOX)にWi-Fiルーターを複数接続させつつ、さらにそのPC内でソフトウェアルータとして束ねた回線を、新たなWi-Fiホットスポットを作るという仕組みを試しました。

無線はもちろんあっさり出来まして、さらにより安定度を増すために、LANケーブルで出力する仕組みも試しまして、これもあっさりと上手くいった次第です。

テスト内容は、デジタル一眼レフカメラをFHD60Pで設定しLOOXにHUB経由で2台のWi-FiルーターをPCに接続、LOOxでルータソフトをワイヤー接続モードで起動します。

PC側(仮想のルータ)からLANケーブルを出して、Liveshell XのLANポートに差す、Liveshell Xは3チャンネル中 #1のみ60コマ配信が可能なので、#1をDashboardで60P設定し、YoutubeLive設定した後、Liveshell側で割当、接続、配信開始で無事、LAN経由で2回線を使ったYoutubeLive通信に変わりました。通信ステータースを観れば3Mbpsづつ均等に、Wi-Fiルータが出力出来ていました。

画質は60コマでとっても滑らかでした。次回は3,4台で試したいと想います。(スマホYoutubeLiveは720P、ズームが弱いので圧倒的にこの体制が有利ですね)

もちろんPC単体でやれば出来ることなのですが、作業分散としては、ちょうど良いと思っています。まさにプログラムアウト、絵の最終HDMI接続した配信作業をLiveshell X(LANケーブル接続)に任せてしまえば、PC側の配信負荷が丸々なくなるので、一挙両得だと思った次第です。スイッチャーをLiveshell Xの手前に置いて、軽いモバイルバッテリー数台で、2カメスイッチングで5時間は切れずに配信し続けられる体制が出来たように思っています。

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