アップルからiPadが発表された際
一番感じたことは動画ファイルを大量に端末に入れ込み、観たいときすぐに取り出せるジュークボックスのようなものをイメージしました。
もちろんそれは、入れて終わりでなく、中身を更新し続けられる。という意味において。業務用で使うならば、人が介在している限り、様々なデータが進化しており、それをみんなで即時共有出来るメリットは相当あると。
本来ならSIMカードモデルで、いつでも通信可能にする。そしてすぐに共有という事も出来たかもしれませんが、やはりランニングコストがかかること、動画データは今でさえ、まだまだ出先でやりとりするには重い人も多いので、Wi-Fiモデルにした次第です。
あらためてiPad単体に動画を入れる
ことは出来るのですが、管理という意味では機能が圧倒的に不足しており、それを代用できる高機能のものを探していたらずばりあったのです。GoodReaderというソフトウェア
当社でさえiPhoneアプリを作ってアップルストアで数十万円収益を得たことがありますが、すぐにアップルはバージョンアップして使えなくなるなど、本当に難しいと思うこのソフトビジネス。
そんな中、バージョンや細やかな名称こそ変化したGoodReaderですが、このiPadの動画管理ソフトがipad mini6の時代でも生き残っていることに感動しています。私の千里眼が良かったのかは知りませんが、メーカーがユーザを大事にしつつ、良い進化をし続けた結果だと思います。
だからこそ、当初の設計通りに、コロナで中断したとしても、持続可能なサービスが出来続けています。
改めてサステナブルは難しいようで難しくない
SDGSという妖しげな名前にだまされて、欧米人に金を払わなくてもいい。三方よしの精神でまっすぐに必要なことを無理なく、長く続けることが大切だと改めて理解した次第です。
ということで、5万台から7万台と高額商品になったiPadを丁寧に指紋に気をつけつつ、2台がLANケーブルに繋がってルーター経由で、数百本の動画を封じ込められました。過去の動画も今に生きている、つまりこれもサステナブル、というか日本が昔からずっと続けている持続社会に他なりません。
特許等で縛られてなければ、日本こそが作るべきハードウェアだった気がしています。