あっさり成功!遠方からのリアルタイム編集チェック

願えば叶う

突然、お客さんが遠方にいて対面したことも話したこともない中で、映像の納期が迫っている....という不思議かつ、ありがたい状況がやってきました。

いつものように全国のビデオカメラマンの中から、ニーズに合ったスキルを持ち、一番近郊に住む人に現地に行ってもらう絵を描いていたら、どうやら相当に急いでいるようで、多少、仕様だけは把握していた私が本案件を直接担当することにしました。

で、願いというのは、遠方からこちらの編集タイムラインを見ていただき、アウトプットのイメージを、音声付きで確認頂き、大まかな編集方針を立てるということでした。

YoutubeLiveやUstreamを使えばとても簡単かもしれませんが、社外秘要素があって、モバイルサーバ環境で構築したサーバに先方からアクセスしてもらうことにしました。

 

音声のダブル出力

記事とは無関係です。

通常はPCとHDMIで繋いだら、その先、つまり相手側にしか音声がいかないのですが、それも解消する技を思いつき、無事、双方でタイムラグ1s未満の画面共有が成功した次第です。配信側は、こちらのPCからの内容の一方通行であるため、音声の対話を考えて携帯電話を用いました

もっともお客さん側で作業ゼロとはいかず、汎用ソフトダウンロードとアクセス用のアドレスを設定してもらう必要があるからして、まったくのITオンチの方だと失敗していたかもしれませんが、数ステップの簡単処理だから、問題ありませんでした。

 

新しい時代の到来?!

ということで、30,40分の間中断もなく、全画面にして再生したり、タイムライン上でテロップの位置や色、出し方、素材の順番などをほぼリアルタイムに、通信会社しか経由せず(通信費追加もなし)、しかもデータが残らない方式で、IT素人の現場の方との映像編集打合せが出来たのです。お客さんの感嘆の声にも自信が持てました。

とにかくお互いが事務所にいる必要がなく、双方がモバイルで出来るのですから、ジンバルとか組合せて、マルチでやれば夢の仕組みですね。

きっと恐らく海外でも問題なしでしょう...通信速度やファイヤーウォールなどのセキュリティ設定に依存するものの、FHD映像をスマホで見られる現在、世界中の人が双方向でポイントtoポイントで第三者が極力介入しない方式で、ビジネスが出来そうです。5G時代がとても楽しみになってきましたヨ。

新聞は記事に無関係ですが、役所も動画配信すると市長がPRする時代なのですね。しゃべってるわけでもなく使ってるだけの絵がシュール!どうせならリアルタイムで情報公開 なんてサービス開始したら話題になるのにねぇ。

コメントを残す