世界初?!無謀な料理撮影1日カンパケ?!

チャレンジはやはりとても楽しいものです。

今日の撮影では、4カメ(1台はPC接続のWebカメラ)での料理マニュアル撮影。大量撮影ということで、後からの編集は大変なので、現場でスイッチングして完成絵を収録することにしました。

世界初と大げさに書いたのは、新兵器のジンバルが1台混ざり、冷蔵庫から食材を運ぶシーンからスタートできたこと、ピンマイクとガンマイクで仮ナレ声環境音を分離できた事、そして子画面をダイレクトに入れ込んだこと、撮影後すぐにクリアな声入りカンパケ映像をみんなでチェックできたことがあげられます。

撮影時にPinP 。赤いのはカメラのバックアップ

撮影時にPinP 。赤いのはカメラのバックアップ

ネット配信こそしていませんが、ワンボタンで出来る状態でしたし、ワールドカップサッカーのようにフィールド上のステディーカムっぽいブレの少ない映像に、三脚や固定といった多種な特性のカメラをミックスしたことはとても新しい可能性が見えました。

さらにはキッチンタイマー使用時だけは子画面で出したいとのご要望だったので、これすら後編集は面倒だったので、ある程度のイメージでその場で入れ込むことにしました。

流石にお金をもらってチャレンジすることは、ビジネスとはいえず、ただの無謀になります。今回は、当日お客様には上手くいったらラッキー&時間が短縮できると話をしてからスタートしました。事実、それぞれのカメラでのバックアップもあるので、ある部分だけのリカバーや、万が一は従来型の編集も出来ますから、このチャレンジも余裕をもって出来たともいえます。

結果オーライ。無駄な待ち時間はカットするため、2カメ、3カメと声をはさんで番号をいいながら、スイッチングされた絵をみんなで確認し、ぼけているところは再撮影するなど、ミスのリカバーしつつ、みんなで合意しながら進んでいく、確実に素早い(ほぼ料理時間)で映像が出来ました。
 時間=お金ですから通常の業者がカット割りして撮影だけで数日かかりそうなことが、FHDのほぼカンパケ編集まで わずか7時間で終わったことで関係者全員、早く開放されましたから三方良しになるのではないでしょうか。新しい映像制作スタイルに未来を感じた一日でした。お客さんは画質を求めていない・・・

 

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