子供の3カメ映像収録の難しさ

3カメ2時間ともなると、撮影も大変で、記録媒体を集約する作業も必要です。そして何よりも編集作業が1カメとは比較できないほど、難しくなります。

 

一般的な編集

hoikusho1もっともワンカメショーと呼ばれる、1台ですべて完結する絵を撮っていれば、それをベースに一部、より良い部分を置き換えればいいだけなのですが・・・・そうはいかないものも結構あります。

特に保育園、保育所などクラスで芝居をするような子供の発表会を考えると良いでしょう。

相手は小学生になる前の子供ですから、声の張りも違いますし、ミスもします。そして演目事体、映像のことを考えて作られていないことも多いですから、うわっ、まさか同時!に、縦横無尽に演技をすることもあります。

となると、ワンカメでは寄りよりも、引きの映像しか無理となり、動きのない映像になります。で結局、編集ありきで、それぞれのカメラの映像をまんべんなく使う必要が出てきます。単純に考えても一度のチェックで2時間*3=6時間

 

落としどころのむつかしさ

大掛かりなものは除き、有人3人3カメは無理があり、そして色の同じカメラ機材を揃えることも、なかなか難しいのが現実です。今回は2名で3カメ。1台は固定。狭い環境下、遠くにあるカメラの録画ボタンを押せたか心配になります。(やはり録画ランプの視認性が高いといいですね。)

確かに子供の演技の収録。シビアに見られることも、指摘されることも少ないとは思いますが、やはり保護者の立場になると輝く自分の子供を大きな画面で見たいし、スマホでも4Kなどの映像を見る人もいて、クオリティーアップの悩みはつきません

音声編集の恐怖

hoikusho2まぁそれでも映像は流れていくので、目立ちません。それに比べて、音量の大小は結構目立ちます。演出上小さいことはありませんので、間違いなく、音量をあげてあげないと、その子供の声が聞き取れないということになります。

となると、先の映像を編集した後、一言一言、音量レベルを見ながら音レベルを調整するのですが、急なピアノの音でバランスが崩れるなど、なかなか地味に大変なことが多いのです。

たまにあの声をカットしてくれという指示があることもありますから、編集に2週間かかることは、自然なのかもしれませんね。

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