プチ製造業

写真 2015-07-13 15 00 08駄な部分にお金をかけすぎ?!

にしても世の中、洗剤に関して、商品名や、パッケージデザインや箱など、恐ろしいほど中身にこだわってないような気がしています。もっともアルコールや塩素など細やかな化学名を述べられてもわからないのは仕方ないのでしょうが、ジャケ買い が流行って、良いものが売れないのはかわいそうだなと思う次第です。

あらゆる広告イメージ戦略が上手くなったせいもありますが、アルコールを部屋に撒く行為は、知っているものからするとある種、ヘンテコな光景ですらあります。匂いを包んでごまかすから、汚れはなくならないのですが。

 

作る側の立場になってみる

まぁ自身が作る側に立ち、自分で考え、商品化したものはどんなものであっても愛着が出るのは確かです。

デザインや文言、パッケージ、マニュアル、消費期限の設定やコスト低減するためのワークフローなど、各種行程で、自身で決めた仕様だから、なんの文句もないはずですが、時期によっては自らが苦しめられることもありますが、まさに今日はそんな一日でした。

前モデルが容量別に2種類。大きな方は箱入りでしたし、汎用品でなく、オリジナルっぽいボトルで透明、ロゴもボトル表面に印刷していた豪華版だったため、ロットも多く、在庫含めてとても大変でした。

特殊酵素による洗浄は安全で洗浄力も苛性ソーダ並みに強力なため、知見の広い人に商品はそれなりに評価され、個人だけでなく業務用でも利用頂いていたのですが、今年からリニューアルした現バージョンは、箱をなくしプリンターでラベル印刷&シュリンク包装のみにしています。

2割販売価格を下げた分、見た目はチープになりましたが、進化した部分もあります。

前モデルが消費期限を設定しませんでしたが、そもそも酵素は失活する特性があるため、実験では2年以上OKながら、鮮度を強調するため、製造後1年を消費期限としてラベル印刷しています。

つまり、生意気ながらお客さんには安く品質がより上がったことになります。

 

ラベルが足らない?!

本来はマスターデザインはプリントしておき、消費期限だけを印刷し、張り付ければ簡単なのですが、業者さんに頼むのもロットが大きいので、マスターデザイン内に消費期限を変更して、その都度、プリンターで印刷する仕様にしています。

だから、注文が入ってから、商品化行程が必要になります。

写真 2015-07-13 16 43 31発注書は百貨店さんの場合は、先方仕様のFAX、歯医者さんの場合は、こちら仕様のFAXか、メール自由フォーマットにしています。一方、Amazonなどネットショップから入る注文は、一般消費者がほとんどなので、業務用のデジタル化はまだまだ進んでいないことになりますね。しかもBtoBでも、1個から買えるようにしているので、ロットの概念がなく、梱包作業も大変です。

自動化システムのない製造業っぽい流れですね。

まさに本日、プリンターで印刷するラベル(水没しても防水する特殊な紙)が切れていたので、急遽、健康維持も兼ねて、梅田の家電量販店まで歩いて行くことにしました。なんと片道3.6Km。なんとか、バタバタでの後、宅急便屋さんが閉まってから30分遅れで強引に放り込むことが出来ました。(笑)

 

以下、健康市場について考察

歯医者さん競争激化

写真 2015-07-13 20 22 54少子化が顕著で、歯医者さん同士の競争が激しくなる中、治療サービスでの対価だけでなく、放っておいてもお金が入る物販をするところが増えている気がしています。

もっとも、性能的な観点から、CMなどで知られる一般向けの入れ歯洗浄液を歯医者さんが扱うのはあまり見たことがありませんし、やっても小さい利ザヤなんだろうと思います。(当店では1個で1000円以上も可能ですので、ご興味あればご連絡ください。)

入れ歯や歯ブラシ洗浄液の市場について

平成 25 年人口動態統計月報年計(概数)の概況によれば、死亡数は 約127 万人で、前年より 1 万2千人増加。出生数は 約103 万人で、前年より 7431 人減少。

死因順位の第1位悪性新生物第2位心疾患第3位肺炎。平成 25 年の全死亡者に占める割合は 9.7%となっている。ちなみに約3.5 人に1人は癌(悪性新生物)で死亡。癌の中でも男性は、肺がんが圧倒的NO1

肺炎は口腔内が不潔で起こる誤嚥性肺炎が多いでしょうから、入れ歯や歯ブラシはぜひともキレイにしたいものです。

肺がんの要因

喫煙や受動喫煙など、たばこが原因の肺がんの他に、肺腺がんと呼ばれるものがあります。
こちらは「女性ホルモン」と「大気汚染」が原因だそうです。

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