業種毎の納品の違い

世の中、様々な業種があり、受注発注、支払い、領収などの一連のお金にまつわる業務が日々、行われています。改めて今日、バイオの商品化作業をいていて、ふと思ったのは、納品の形式がそれぞれ違うということ。

 

システムの世界

SEを10年やったときの経験では、あの当時、納品と検収が基本でした。プログラム納入や、人的サービスを終えた後、お客様の検収印をもらってようやく終了。後は経理部門に任せれば、顧客先へ請求書送付していたと思います。

当然、顧客サイトに合わせて、支払い日は変わってくるものの、コンピューター関連はこのような感じだと思っています。

長期間にわたる作業の場合は、一括の支払い以外に、前金など分割してご請求するカタチも多かったように思えます。

 

バイオの世界

バイオでは、百貨店などとの取引は、先方の専用伝票でFAXの発注書がきて、納品伝票とともに商品を送ることが納品となります。支払いは先方のサイトになることが多いです。写真 2015-03-29 18 24 16

もっとも、沈殿物やパッケージに破損があるなど、仕様外のトラブルがあった場合は、交換はもちろん、規定にはなくても収めている側が次の取引に差し支えないよう、おまけをつけたり、購入者に直接詫びをしたりといった対応が必要な場合もあります。

 

オリーブの世界

オリーブでのビジネスも同じですが、ここはむしろ、BtoBとかBtoCといったスタイルで変わるのかもしれません

BtoCのネットショップは、よほどのことがない限り、モノとお金はほぼ同時期に動き、どちらかというと売り手優位か、対等の面があります。(ネットショップ側が前払いのみとか、代引きのみとか、クレジットなどの仕組みを設定可能)

 

大阪の商い?!

大阪の商いでは、特にこちらが小さい場合、納品後、理由もなく資材部の値引きが来たり、振り込み手数料をパワハラして値引かれたり散々ということも聞きます。

人を無料で使うことに長けた人が多い(笑)。大阪にいながら未だ慣れないことであり、サービス業にとっては辛い、わけの解らない古い、悪いしきたりだと感じます。これが東京の工場だと言われる所以なのかもしれません。もっともこれも業種なのかもしれません。東京のコンビニは買い取りしてくれず、納期優
写真 2015-03-23 12 34 58
先は必須ながら、売れなければ返品可能な不平等条約を味わったことがあります。(笑)

 

映像の世界

企業のVP系になると、何ヶ月もかかることがあり、SEのプログラム納品のように作業工程が多くなります。

無理やり工程を合わせると、シナリオ(設計作業)、撮影、編集(プログラミング)、、試写、MA(テスト・導入)のようになるのでしょうか。

しかし、映像の世界は、絵づくりBGMなど人それぞれの感性の違いがあり、どれだけ打合せ尽くしても合わないことがあります。さらには当日雨とか撮影対象者が来れないとか、車でしか行けないところで途中に事故があったり、しゃべりでNGを繰り返し、暗くなってしまって撮りきれなかったといった予定外のことも多く作用します。

撮影日が増えれば増えるほど、要素は複雑化するのです。編集のことも考えた逃げカット撮影が出来ないなど、余裕がない現場では、さらにリスクが増えていきます。

BtoB、相手が映像に関して玄人の場合、納得がいかない時、どうしても力関係で製作側が不利なような気がしています。写真 2015-03-29 18 36 25

しかもずるずると納品が遅れる支払いが遅れる・・・

人間関係が出来ていれば、お客様によっては納品後も作業は継続する約束で、前払いしてもらうところもあります。

にしても今回、顧客ディレクター3名の順繰りのやり直しゲームはいつまでどこまでやるのでしょうか(笑)

松下など関西経済がつくったという掛売りなどの制度はやめて、現金交換、ニコニコ商売が早く戻ってくればいいのにと、ネットショップの流れを思いながら、感じた次第です。

コメントを残す