日本最大のカルデラ湖 和琴
屈斜路湖の南側にある半島。
嬉しいタイミングで赤いカヌー?が湖にポカンと浮かんでいて、絵になりました。
改めて歴史書を紐解くと、十七条憲法のしょっぱな 第一条には次の言葉があります。
和道 琴は是 楽器なり、楽は人の情を和らぐとあります。
一番位の高い楽器と言われた琴は、和琴と言われ、単音でなく、和音を出す楽器。お互いの弦を生かし合うことによってはじめて妙なる音を醸し出す。
雅楽(ががく)という宮中の儀式,饗宴で奏でられた伝統は、日本古来のもの
以前も書きましたが、聖徳太子の十七条憲法では、まさに「異なる」から「琴が鳴る」わけで「事が成る」のだという教えに繋がっているとされます。
弦が張り過ぎても緩みすぎても、最良の状態でないと和音は成り立たない。まさに奏者と楽器のコラボレーションで成り立つ世界を、和の大事さを冒頭に説いているということ。
まさに北海道にそのものの名前があって驚いた次第です。