バーチャルのバーチャル、何が本物で何が偽物かわからなくなる

一般的にボイスチェンジャーを使えば実際の本人と声を変えることが可能です。この世界もかなり日進月歩のようで、既に男が女の声に、女が男の声に、老化や幼児化含め、違和感なくやれるようです。だから振り込め詐欺とかオレオレ詐欺とかはなくならないのかもしれませんね。

映像の方も負けてはいません

さすがにリアルタイムは難しいかもしれませんが、無料のソフトで被写体はそのまま、緑の葉っぱだけを紅葉させることが4Kでも一瞬で出来たりします。

2D以上に凄いのが、3D系のイラスト含め、オキュラスバイブとトラッカーといったVR系ツールの新化。アニメづくりの夜な夜な絵を描き重ねることもなく、3Dを使ってリアルタイムに人間の動きをモーションキャプチャーさせて、重労働を一足飛びさせること。

アメリカでは失速した感のあるバーチャルユーチューバーが、まさにこれから日本で流行る兆しを見せているのは、おそらくアニメ、イラスト、漫画の国ということと、顔出しをして主張したい人は大勢ではないということ、それにオタクが技術の深化を深めているということかもしれません。

 

そもそも発信したい人

金儲けやモテたいが主でなければ顔を売る必要もなく、もちろん面白いことが言えれば芸人でしょうが、それもなければ同じ趣味をもった同人誌的なコミュニティーを築きたいだけだろうし、好きなジャンルを深く深く掘っていくオタクだから成立すると感じています。

だから2チャンネル文化の次として、ニコ生が復活の兆しを見せているのは、このバーチャルユーチューバー界隈からのような気がします。

だれかが書いた記事で笑ったのが、おっさんが書いた美少女絵に、おっさんが飛びつくといいう、なかなかシュールな構図。それが時代が進化して、バーチャルユーチューバーとして、美少女の外側をかぶったおっさん(声も女子)に、おっさんたちが何時間も夢中になるということ。

映像&システムな人間としては、これが商業的にどんな業界にどんな方法で使われていくかが楽しみです。匿名掲示板みたく、深く学んだオタク陣達は、かわいい顔して、どぎつい&本音を言うジャンルを確立させ、日本を洗濯させtいきそうですね。

 

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