ストリーミングは地域を超えていく

電通の過労死問題を、東京オリンピックの広告集めとバーター取引で国は訴えや問題解決もほどほどに沈下させましたが、さすがにTVで網をはり勢力を拡大してきた広告代理店も、オリンピック以降の筋書きが見えていません。

当たり前の話ですが、これだけネットが人々の興味を分散させ、マスを集められないから広告もまとまらないわけで、しかし小さい企業は生きていくためにさほどのボリュームは不要だから、ネット代理店が成り立つのだと思います。

そもそもUUUM(ウーム)のようなマネージャー機能が上場する背景には、米国では当たり前になった、代理店経由せず、直接企業がYoutuber(ユーチューバー)などのインフルエンサーに金やハードを配っているからで、数百万人を抱える上位ユーチューバーは市場を左右するほどのボリュームが出たということ。ただ長い目で見ると、個人が直接やり取りできる仕組みはスマホで直接金をやりとりできて、かつユーザ側にマネージメント能力が付けば、上記関節機構も不要になってきます。

つまりはネットフリックスが世界同時完パケのハイクオリティーのオリジナルコンテンツを増やすように、またアップル自らが映像コンテンツづくりに資本を投入するように、コンテンツまたはコンテンツを生み出し、ユーザと直接つながり続けるところに舞台は移ったといえます。

まさに当社がもう一つの顔で歯ブラシ洗浄液を売るエリアである、Amazon以外の企業が出品できるAmazonマーケットプレイスの売り上げが、Amazonが本来、自社で仕入れて売る金額を上回りだしたことと一致しています。だから企業と交渉し、安く多量に仕入れて売る営業マンは既に花形ではなくなったようで、商品を持つ企業が自由度をもってAmazonで儲けさせ、手数料をもらう方がAIを積極活用できる分、人員も不要で、高コストパフォーマンスになるのです。

タイトルとは少し外れましたが、昨日、日本戦があったワールドカップ。https://www.fifa.com/ を見れば、テレビを廃棄した人間でも、リアルタイムなら出先のノートPCで試合が閲覧できたことに驚きと時代性を感じました。にしても4.5Mbps-5Mbpsで配信し続けるのは驚きました。NHKなんでしょうかね。

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