平等院に引き続き、昨年10月に奈良練り歩き動画です、能のイベント参加した後、奈良県文化会館の裏側に抜けて庭園から奥に入ったあたりを練り歩きしています。
雨は緑の木々を潤し、水たまりは情緒ある情景を映し出し、葉や茎についた雨のしずくは見るものに質感をもたらします。
以前雨天に持ち出してしまったジンバルは、傘の間から入っていた風と雨のおかげで、一瞬で動かなくなって中国の病院に2週間近く入院し復旧しましたが、今回は同じメーカーのZhyun Crane Plusを持ち出しました。
人に慣れた大通りの鹿は餌をもらうために愛嬌をふりまき、もらえなければさっさと笑顔ストップするしたたかさ、たくましさを持ち合わせていますが、現代人も自撮りの愛用カメラとのツーショットをFacebookやインスタ映えのためにゲットしたい下心で餌を振りまく人も多いから、彼らとのレベルもさほど変わりません。
一方で
少し離れたところで彼らの目線で追いかけてみると、もう少し生活感というのか、野生動物らしき姿というのかが垣間見えます。大人の鹿は瞬時に敵か味方を見分ける感度の高いセンサーを働かせる一方で小鹿は興味あるもの、珍しいものを見ると遠慮なく近づいてきます。
脳みそ直結の動きであろう、抜き足差し足は面白いし、木の陰で視界を遮られて、お互いがのぞくシーンは同じでも、案外白目を持ち、見ている方向がバレル人間の方が野生動物世界の中では不利なのかもしれませんね。
にしても夜ご飯時?の彼らの叫び声は、なんとも耳に残る音色で、横から眺める顔つきも野犬やキツネにも見えてくるから不思議です。(笑)