生中継が組織をスクラップアンドビルドする

何度触れたか解りませんが、じっくりセリフを覚えて演技練習してから本番 という領域は、文化としては残り続けるのは間違いありませんが、かつてのVPやイベント記録といった時間で流れていくものは、生中継で置き換わることは間違いないと思えます。

 

お客さんとのコミュニケーションをどんな手段でとっていくか

の答えは、今も昔も対面がベストですが、距離があった場合は、かつての電話、メールから始まり、LineやTwitterに変化したと思えますが、そのゴールは動画生中継でしかないと思っています。

つまり企業側が必要な人材は、後日回答ではなく責任をもって即答できる人。もちろん追い込まれてノリでしゃべるのではなく、日ごろから考え悩んでいるからこそ、言葉やしぐさ、体全体で言いたいことが伝わると思っています。まさに言葉尻でトラブルが起こりがちなテキストコミュニケーションと比べると動画はナイーブなテーマや返答が難しいものであっても、表情丸ごと閲覧者に伝えられれば勝ちだと思っています。

だからマニュアルなんかを丸暗記させてもそんな人材はできないし、本人自らが生き方含めて学び続ける必要がある。売り上げの良くない営業マンをたくさん抱える変わりに、創業を経験したような苦労人の役員や社長が直接相手の責任者に話をするだけで事が足りる時代がやってきたと思います。

となると、どんなに大手であっても顔の見えない企業は、ドナドナ(退場)は確実だし、言われたことしかできない人は首になる。一方でどんなに小さい個人であっても、ユーザに価値を提供できれば安泰になる。まさにコンテンツを持つ企業とそうでない企業が線引きされる時代になったと思います。

そういう意味では生中継が組織を変えていく...頭の柔らかい集団でなければこの先は生きていけないのだと確信し、全国のビデオカメラマンさんと連携しているからこそ、余計に生中継サービスに軸を移していくべきだと思った次第です。

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