イベントで特殊エンドロール

撮って出しという言葉はありますが、ブライダルのそれは、同じ会場の人が出ているから、つまり身内が画面に登場するから成立するのであって、単なる撮って軽くつないで流す映像ほど、見せられる方も、見せる方も苦しいのは間違いありません。

一方でエンドロールの面白さは、当日あったことの振り返りができることで、編集するから2週間後納品なんて、Appleや携帯メーカーの新商品発表会ならライブで見える訳で、さらに各人のスマホならすぐYoutubeにアップできる今は、もう話にならないと感じています。もっともイベントの話であり文化的なものや、重厚な映像制作現場の話ではありません。

とにかく映像というものが、予算消化のアイテムから、リアルタイムに物事を伝えるツールに進化したといえます。

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だからこそエンドロールは面白い

のですが、どう演出するかが腕の出しどころです。そうなんです。演出は魅せるためのスパイスであり、映像をどんなシーンで使って、会場の人に何を持って帰ってもらいたいかという、もう本人たちが登場するだけに映画以上に参加者たちのモチベーションを上げるツールに昇格したのです。

ということで、昨年実験したホテルでのイベントエンドロール(こんな言葉はない?!)を今年もやって欲しいとなったので、やはりなと思った次第ですが、はたして今年も100円ショップで買ったものが使えるか、編集時間1時間で完結するかと思っていたら、今年もエンディングに使いたいとのことで、時間に余裕ができた分、リスクも大幅に上がったわけで....

 

貧乏人のメリット

切磋琢磨というカッコよさげな言葉より、貧乏人のメリットは生きるか死ぬかだから失敗できない。だから工夫ができること。湯水のようにレンズや機材群、あらゆるものに出資できる人は、メーカーが進める最新のコストパフォーマンスの悪いものを扱えば電通に広告を出して失敗したときの言い訳同様、あれでダメだから私は悪くないと言い訳し放題なわけで、反省しないわけで、成長もしない。そんな輩には裸で対決するときには圧倒的優位が訪れるわけで、楽しいものです。

 だから小が大に勝てることもある訳ですが、守るより攻めるというのは、やはり最大な防御だと思う今日この頃です。(この戦法は一点突破以外は無理なので無謀にはご注意を!)

 

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