ついにモバイル型 未来のNDI映像生中継システム完成!
今日米Amazonから届いた小型エンコーダー。これはデジタル一眼ミラーレスなどHDMIを接続してNDI出力するものですが、LANケーブル接続するだけで あっさり高画質でNDI配信ができました。
解像度や転送レート、H.265への変更などの調整やレイテンシー設定(遅延)もして、ある程度メドが見えました。
何が凄いかというと、カメラで撮影した映像ソースを2ストリーム配信できて、かつNDIにも出せること。
2ストリームはRTSPやRTMPといった従来の配信スタイルですが、遅延が大きいので食指は動きませんでした。
が、NDIも セッティング変えて2本出せて、かつ圧倒的に遅延が少なくて画質も良い、ほんと驚きなんです。
ということで、
30m以上離れた場所からスマホジンバル運用可能。今回のテストでミラーレス一眼も、個人所有のスマホも混ぜて カメラをドンドン増やして 手軽にスイッチングしつつ、ライブ配信できることになります。
- それなりにスマホはバッテリーを消費するので、基本はUSB-Cなどのモバイルバッテリーは装着必要
- テロップも手書きパワポ素材も取り込んで、配信画面が豊かになる。
- 長いHDMI配線はもう不要。LANケーブルベースのシステム
- SDIやHDMIシステムと比べて不安定ということもない
- 完全業務用のシステムに使用可能
ちなみに、レイテンシー設定(遅延)切り詰めでスマホ、ミラーレス間の遅延はまさかのゼロにまで短縮。リアルとの遅延は暫定計測で約0.17s(10フレ/60フレ)でしたが、もう少し小さくできそう。さらにソフト側で音を遅らせて同期調整可能。
あとは長時間運用&信頼性テストフェーズのみ
既に遠隔地とのNDI接続はできたので、光同士なら高画質&低遅延 生中継も可能
HDMIベースの無線接続では、野外でも使える様になったHollyland Mars 400S PROとか、遅延が0.1s Latencyと良さそうですが、カメラ台数毎に6万も7万も買っていられないわけで、お手軽さもない。
ということで、もっと高度なライブ配信をモバイルでしたい人、ライブ中心のYoutuber向けのパッケージ化や収録ベースでスマホを混ぜてマルチカメラ化したいプロなど、システム販売やコンサルなど、サービス内容を充実させていければと思います。