文庫本32冊で840円

買った本の自慢ではなく本日ブックオフで売って得られた価格です。

 

読書ライフ?

図書館もそれなりに行きますが、Bookoffで歴史小説や、人生指南書などの古本を買うことも多いです。特に付近の店舗は100円でも十分な品質も多くて、200円を出す場合は少し考えてしまいますから、既に脳が慣らされているかもしれません。

と同時に、これは!と思う技術本勉強会の読書感想向けの図書など、新品で買うことも多いです。ですが一度見て、一応消化したと判断し保存の必要がないものや、流行・時代もののように長く持っていても仕方がないものなど、一度だけさらっと呼んだ後は閉じるという、ブックカバー含めてとても保存状態の良い本も結構あります。

ふといろいろ本棚を整理していて、今回、100円で買ったもの含め、新品800円平均の半々ぐらいで計32冊にもなった本を持ち出したのですが、発売されて数週間経っていないものもあって、2千円ぐらいはあるだろうと過小評価したつもりでしたが、まさかの840円で腰が抜けてしまいました。

需要と供給だからお店や店員さんをディスるわけにはいきませんが、真に良い本にユーザ側が食指が動かなくなったように思えて仕方ありません。

 

紙の出会い--> 別媒体で出会い?!

かつて偉人が残すものといえば、映画記事俳句作品など様々でしたが、書ほど長らく続いたものはなく、その時代を次に繋ぐバトンを受け取った者たちは、広める活動はもちろん、風化させないように温度や湿度、光などの環境を凝らして保存状態に苦労してきました。

しかしながら電子+通信+検索の流れがそれらをフィルタリングオフさせ、良書との出会いを奪ったのかもしれません。そもそも現代に生きるものたちはInsta,Facebook,LineやTwitterなどキャッチーでインスタ映えで、テンポ良いざらつき言葉の渦があって、流れていくタイムラインに取り残されない様、デジタル波をサーフィンするだけで精一杯なのかもしれません。

10sの隙間を作ることさえ恐れてスマホに手が伸びることも多く、これではインスピレーションを得られることはもちろん、本屋でも、表紙やタイトルのビジュアルに囚われすぎて良いものに出会う確率も減っているのかもしれません。

自責の念にかられつつ、ブックオフで「マンガ脳の鍛え方」売値600円の中古本を買ってしまい手元の240円のお釣りを手にして、雨の中、カートを引いていった手の重みとのギャップに舌打ち、いや舌鼓を打った次第です。

もう映像で伝えるしかないのかもしれません

ということで、時間を24コマ、60フレームにタイムストレッチ動画。スローならではの現実離れした風景、神戸南京町ストリートビュー動画出来ました!

 

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