駅前商業施設のデジタルサイネージ用コンテンツ製作

経緯、概要

代理店経由で、王寺駅前のデジタルサイネージ用コンテンツ製作を行いました。

ゼロからの設計、木の伐採から建築に関わるまで、全ての工程に関わる住まいのリフォーム会社さまのPR映像。社長様は吉野の木にこだわり、ぬくもりを感じる本物の家を建てられるとのことで、実際に木を切る現場を撮影提案したところ、樹齢数百年の木を切るタイミングがあるということで、同行させて頂くことにしました。

映像は３０ｓしかないものの、多くの職人が関わる伐採の現場のインパクトと、全ての工程に関わる責任感の強さを、社員一同が登場することで伝えられる様、構成しました。サイネージは音声が鳴らないシステムとのことで、ビジュアルだけで理解できるようにしました。

現場では特殊な靴、ヘルメットをお借りし、川をロープをつたって渡り、４５度にもなる険しく高い山に、数十キロの重い荷物を持ち、数時間かけて上る現場の人と同行しました。木を切る前に関係者一同、お神酒をし、神に拝むこと、犠牲になる人も多い危険な、何十トンもの木を切る現場で、大勢が１時間近くかけて木を切る方向を確認・調整し、ロープをはわせ、トランシーバーで誘導しながら、慎重に木を上に向けて倒すことで木材を傷つけない配慮をみて、日本人の林業の偉大さを目にして感動するとともに、自然災害から街を守るために木を植林し、育て、切る、一連の山を守る大切さを学んだ次第です。

株式会社家族の森さま
http://kazokunomori.net/