タイトル: 東京・大阪接続によるYoutubeLive配信
業 種: 学習塾
カメラ台数: 4台(東京1台、大阪3台 うち1台ワイヤレス)
動画尺: 6H
モデルの有無: お客様
納品物(先): データ納品(YoutubeLive)
効果: 限定公開で170件以上のアクセス、現地参加できない方同士がチャットで一部交流

経緯、概要

いち早く4GLTEの次と言われる5Gを雰囲気だけ体験したと思える事例でした。スイッチャーという機材はその名の通り、複数カメラの切り替え(スイッチング)に利用されます。

今回はイベント本番ではありつつも、その切り替えソースに東京と大阪が混在させた初の実験になりました。その4ソースの内訳は、1台が東京、残り3台が大阪。大阪はお客様PowerPoint、無線で縦横無尽に動けるジンバルカメラの映像、三脚のカメラの映像でした。

本来、画面上に2画面同時に出す場合は、引きと寄りの組合せが一般的ですが、今回は東京と大阪など、面白い組合せが実現できました。

もっとも音声は多少遅延するものの、少し遅れる程度で、東京メインの場合は、東京音声を活かし、大阪メインの時は大阪音声を活かすという方法をとりました。イベント自体もSKYPEで接続していたので、会場のスピーカー経由でのループが心配でしたが、問題ありませんでした。

何よりも6時間も切断せずに継続できたことに驚きでしたが、この実績をベースにすれば、論理上は全国4か所離れたところの映像がスイッチングして、一つのYoutubeLiveとして表現できます。

遅延があったと書きましたが、実際1s程度の遅延であり、モバイル回線を持ち込んだとはいえ、H.265で送信したため、動きが少なければ通常の2倍画質だたため案外実用的でした。いち早く5Gの世界を体験できたことに未来を感じました。音と映像を交互に切り替えるDJのような応答技術が求められるような時代になるかもしれません。