2 不人気な内臓 大腸からの警告がやってきた
冒頭にも書きましたが、大腸がんがびっくりするスピードで増加しているようです。
いくつかの資料を並べてみます。
65歳未満・・・「新生物」1兆4164億円(12.3%)
65歳以上・・・「循環器系の疾患」4兆1796億円(27.4%)
消費税5%増税で13兆(税収見込み)と考えると、ものすごいお金が医療に使われていることがわかります。ちなみに、循環器系の疾患とは、血管、心臓の病気です。
三大死亡率(2011年)
順 位 | 病気種別 | 患者数 |
---|---|---|
1位 | 悪性新生物(ガン) | 38万8千 |
2位 | 心疾患(心臓病) | 19万8千 |
3位 | 脳血管疾患 | 12万6千 |
※平成2年(1990年)から順位変わらず。
昭和55年(1980年)は脳血管疾患が1位
部位別がん 死亡率 (人口10万人当たり、2009年)
性 別 | 死亡要因順 |
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男性 | ①肺がん ②胃がん ③大腸がん ④肝臓がん |
女性 | ①大腸がん(急増) ②肺がん ③胃がん ④乳がん |
圧倒的に癌がトップであり、部位別では女性が大腸がんがトップ。男性の肺がんは、タバコが原因かもしれませんが、これも2015年には大腸がんに置き換わるとされています。
なぜ大腸がんなのでしょうか?専門医の書いた記事を見てみましょう。