6.どんな人がなってるのか? 注意点は
便は大腸内に長くとどまるほど水分が吸収され、固くなっていく
ひょっとすると、大事な会議や商談など、便意があっても行けないことがきっかけで腸にとどまることが問題なのではないのでしょうか。時間が経てば経つほど固くなるとますます出にくくなりそうですね。歯に着いた歯垢(しこう)を放っておくと歯石に変わる、まさに有機物から無機物に変わると削るしかないことを思い出しました。
がんの部位
まさに便が貯められている部分。便の発がん物質にさらされる時間が長い。
かなり確信に迫ってきたように見えます。はっきり断定できないものの、早く出すべきブツが長時間触れている部分は何か悪影響がありそうですね。
そもそも癌はなぜおこるのでしょうか。簡単に纏められていた文章を見てみます。
ガンの発生
遺伝子の異常で発生。日々、細胞分裂、増殖、死滅の過程でしばしば遺伝子に傷が付く。ある遺伝子に傷が付いたときに、細胞増殖のアクセルが踏まれたままの状態になる。これが「ガン遺伝子」。もちろんブレーキ役も存在。「ガン抑制遺伝子」傷の修復や異常増殖を抑え、細胞を死に誘導する働きがある。「ガン抑制遺伝子に異常がおこることでガン化する」
遺伝子に傷となると、もうわれわれの手に負えません。異常の原因、せめて傷の原因がわかればいいのですが。いずれにせよブレーキ役もきちんと存在していることがわかります。
今回テーマである大腸がんの原因を見てみましょう。
大腸がんの原因
*医療費が増え続けるアメリカでも砂糖を流通規制の対象にすべきという提言もなされています。(抜粋) 科学誌「Nature」誌上で発表。先進国でも開発途上国でも、心臓疾患やがん、糖尿病などの慢性疾患による死が増加していると指摘、アルコールやたばこ、ジャンクフードの摂取が慢性疾患の大きなリスク要因になっているとしている。また、アルコールは砂糖から作られており、アルコールの過剰摂取で高血圧と脂肪肝のリスクが上昇するが、砂糖の過剰摂取においても同じ傾向があると述べている。
*食習慣の欧米化を跳ね飛ばす食事はないの?
ギリシャやイタリア南部など地中海沿岸地方に住む人は、高脂肪食にもかかわらず、北欧諸国の人などに比べて血清コレステロール値が低く、冠動脈疾患死も少ないことが分かった。さらなるフランスでの大規模研究で、オリーブ油をふんだんに使う地中海食は、動脈硬化が原因となる心臓病のリスクを減らすことが証明されている。さらに、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果があることも確認されている。 |
手前味噌ながら、当社が扱う小豆島のエキストラバージンオリーブオイルは2年経った今も(消費期限は切れているので薦めませんが)、香りがあり、パンにつけてもおいしい。酸化臭を感じずサラッとしています。オリーブを基盤とした地中海式ダイエットは、研究結果でも理想的な料理とされているようです。
*地中海式ダイエットの主な特徴
調理法は、一般に加熱時間短縮など、素材をなるべく生かす方法がとられます。 (1)オリーブオイルを多用する (2)穀物や豆を多く摂る (3)魚介類を食べる (4)肉は赤身を脂肪を除く調理法で食べる (5)野菜は種類・量ともに多く摂る (6)一年中豊富な果物・柑橘類を食べる (7)甘いものは果物・蜂蜜で摂取する (8)低脂肪の乳製品を多く摂る |
水がきれいで、食材が新鮮だった日本の古き良き引き算 習慣と同じですね。(中華の麻婆豆腐の味付けは足し算)
やはり食生活が要因に見えますが、それだけではなさそうですね。女性が多いとのことですが、別の視点でどういった人がなっているかを見ていきましょう。
がんになった人の特徴
※高脂肪、高カロリーの食事を長年に渡り、続けて大腸がんにならない人もいるので絶対ではない。
若くしてなるガンは遺伝的要素が強く、50歳を過ぎてからのガンは体力的な衰えによるガンが多いとのことです。
ふと疑問がわきました。最近は癌は治る病気と聞きますが、大腸がんはどれだけ恐ろしい病気なのでしょうか?