お箸の使い方ビデオ
お箸の使い方ビデオ | |
業種 | 社会貢献・和文化の啓発事業 |
カメラ台数 | 1台 |
動画尺 | 4m58s/言語 |
モデルの有無 | お客様の手 |
納品物(先) | 日本語版、英語版(データ納品) |
効果 | トータル約8万アクセス(調査時点) |
経緯、概要
お箸の使い方動画を作らせて頂きました。
元々は食堂のようなところで、ざっと撮影する予定でしたが、やはり指一本一本の動かし方、力の入れ方が見える方がいいと考えグリーンバックでの合成を思いつき、かつ一定の角度にこだわらず、見やすい角度で大きく何度でも見られるよう心掛けました。日本人にとってお箸は身近でありながら、実はこんなに深いんだということを学ばせて頂きました。
学んだこと
古き良き日本人が使っていた大和言葉にさかのぼると、”はし”という言葉があって、意味は”繋げる”という意味があるそうです。あちらとこちらを繋ぐ橋は誰もが知るところですが、食べる”箸”も魚や肉などの命と、自身の命を繋ぐ役割があるといいます。
ちなみにお正月の”祝い箸”は、両側先端が細くなっていて、一方は神様用、もう一方を人が使う”神人共食”を意味しています。神様を数える単位、柱(はしら)も、”はし”から来ているようで、天とこの地を繋ぐという意味があります。
だから、使い終わった箸をボキッと折るのは良くないことで、昔は神社の中に箸塚があったというから、いかに尊いものとして扱われていたか解りますね。
外国人観光客が増える中、日本人が正しいお箸の持ち方や使い方を知って、その使い方と意味を伝えられれば、さらに深い文化交流になると思います。
さらに食べ物や用途ごとに、スプーン、ナイフが複数必要な西洋料理と比べて、2本で使える便利な箸。これは風呂敷や着物にも通じる、相手に合わせてこちらが変わる、素材そのものを壊さず頂くというもう一つの深い意味があるようです。だから、切るを意味するチョップスティックという言い方に反対される方もおられます。
動画
はし和文化研究会
http://hashiwabunka.jp/