写真の連続が動画なら 写真機を捨てよう

昔CANONのCMでやっていた写真の連続が動画 という表現。まさにその通りだと思っています。では来年登場するGH5の4K60Pが出てくれば、完全に写真機は不要になるのだろうと思います。

まぁこれは冗談ですが、物撮り光を考慮する必要のない現場や、ブレをわざと作りたいのでなければ、当たっているとも言えます。縦写真も・・・

シャッターチャンス は歌手の天から降ってくる楽曲同様、機材カメラマンの経験と勘と運が混じって与えられるものだと思っています。

しかし動画が写真の連続&カメラやレンズの性能に任せて連射をひたすらするのであれば、もうそれはビデオで良いのだと思います。モデルイメージ撮影でさえ、キセキを撮るために何度も意味不明なアクションするケースも多いんだから・・・・

 

ジンバル+デジタル一眼での新しい撮影法

1ファイルの動画から良いショットを抽出

1ファイルの動画から良いショットを抽出

ジンバルでの撮影に親しめば親しむほど、新しい撮影手法の発見があります。

あらためて感じたのは移動撮影でなくてもいいということ。

撮影ポジションが変わらなければ、動画も写真も同じですが、移動という手段を得たビデオカメラほど、チャンスに強い機材はありません。すべてをなめながら被写体に近づけるのですからベストショット量産確率がアップします。

一般的に被写界深度の浅い映像を撮るには、F値の小さい明るいレンズがベストですが、オートフォーカス精度の問題や、手ぶれ補正のない長玉レンズで撮った映像は、三脚にセットした場合と比べる気もおこらないぐらい、ボケブレブレ船酔い動画の量産となります。

 

Pana+CANONオールドレンズ

今回、CANON NFD135mmF2.8,CANON NFD50mmF1.8をGH3カメラにセットして60Pで撮影しました。

さすがに135mmの方は動画で使えるか?と言われると微妙ですが、写真なら問題なし。ブレブレは抑えられ、一コマ一コマみてよいショットをセレクト出来ました。

三脚設置の工程がないため、常に撮影に集中でき、三脚NGの寺社、その他でも撮影に取り掛かりやすく、困ったときはリモコンパンをし、かつ撮影しながら歩くことでシャッターチャンスを広げてゆく。

少しの機能アップだけで、型番をあげてゆく古参企業は退散して頂いて、ユーザの方を見て果敢な挑戦と優れた製品を世に送り出すシグマ社のような企業にだけは生き残ってほしいですね。

 

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