受動喫煙の肺がんリスク「確実」へ 国立がん研究センター発表
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160831.html
昔、映像をやっている人は酒やタバコをやる人が多かったけれど、今なぜかタバコは減ったような気がします。
私もかつてヘビースモーカーでしたが、友人、知人が吸っていたのがきっかけ。タバコを吸う人が悪ではなく、タバコがかっこいいとか、オシャレとか、大人のたしなみとか、酒にあうとか、国含め、ビジネスで儲ける側が積極的にCMや雑誌、F1カーなどで派手に宣伝したことが原因です。
誰もが確実にガンになると言われて吸いません
そして今回も「ほぼ確実」から「確実」へといわれてもピンとこない人は多いでしょう。ガンにならなくても数十万人と言われるCOPDになったら酸素ボンベを持ち歩く必要が出てきて、ほぼ引きこもり確実です。
確かに、その仕事で生活をしている人がいます。しかし喫煙エリアが出来そうになったり、タバコ条例が施行されそうになると、すぐにタバコ屋のばあちゃんの仕事を奪うのかと、議員を使って数少なくなったおばあちゃん店舗を例に、メーカーが役所に攻勢をかけていることも知っています。それでもだめなら電子タバコを売りつける強引さも。
酒同様、あくまでも嗜好品だから個人の自由だといいますが、それは税金で国や地方自治体に入る税金を考えた際に言えること。医療費視点でいえば、ガン確実な今は、悪でしかありません。国民の健康を守ることは国の最大の義務ですし。
参考までに
- 400円の外国産たばこの葉っぱの原価は、10円にもならないようです。
タバコ会社は大儲け。 - 母親がタバコを吸うと胎児は酸欠状態になり、低体重児、流産、早産、死産の確立も通常の3倍近くアップします。
- タバコの煙は血管に入って全身に。タバコの通り道になる血管はタール、ニコチン、一酸化炭素などで内側から傷つけられ、固く狭くなる。(歯周病菌が要因で糖尿になったり足切断になったりするのと同じ作用。)
- 子供がタバコを吸うと、煙を吸うことの抵抗がなくなる。大麻などの危険ドラッグにいく第一ステップをクリア。
特にタバコは喫煙者だけがビタミンを奪いながら最後は肺がんで死ぬわけではなく、同じ部屋にいる他人にも病気を振りまいていることを理解する機会がなかったのですから不幸です。
社会問題としても、不良の代名詞や、灰皿内で燃えた不快なニオイ、火事へのリスクや、子供への火傷、ポイ捨てなど様々な社会問題を産んでいます。
もちろん酒ですら水分ではないため、酒を飲んだ分量の2倍、3倍の水を摂取しないと身体に有害です。
とにかく、国や医療機関は、事実だけを、分かったタイミングでいうワケではありません。すべての関係各所の利害関係を天秤にかけて、ここぞというタイミングで発表します。
勝手な想像ですが
男の死因のトップ、肺がんがこれ以上増えて医療費コストの伸びがが、税収アップの伸びより圧倒的に大きいという決断なのでしょう。医療費は国家税収に匹敵する40兆で毎年1兆づつ増えていますからあたりまえでしょう。
その次は大腸がんなのですが、こちらも国立がん研究センターがなんか発表していますね。 http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160826.html 薬害エイズ含め、国からの情報だけを信じていると大変なことになりますので、流されず防衛策含め、自身も情報をしっかりつかんで対策すべきなのです。やめられない方、大事な人のために本気で見直してみてはいかがでしょうか。 |