汚れをごまかさない

お薬のメリットは、本人の持つ免疫力による自然治癒では間に合わない!という緊急事態のとき、いっきに時間短縮&一時しのぎをすること。手術もそうです。要は常用しないうまい付き合い方が必要なんです。

話は変わって洗濯は?

足置きマット、トイレの足置きを浸け置き

足置きマット、トイレの足置きを浸け置き

昔からある洗濯ですが、洗剤自体も似たようなもので、さほど進化していません。

洗剤を何種類も買う?

いったい家庭では何種類もの洗剤があるんでしょう。うちは歯ブラシ洗浄も、歯磨きも、トイレ洗いも、風呂洗いも全部これ1本。体から出る有機物汚れに、有害な塩素など混ぜるな危険とか、ありえないですね。

そういやぁコンビニ弁当のカット野菜は、次亜塩素酸ナトリウム=プールの味が楽しめますが。(塩素濃度 浴槽が200倍に対し、野菜は1200倍、水道水は14万倍)

 

有機物の汚れ

人間の肌がずっと触れているのですから、たんぱく汚れ脂肪汚れがたっぷり付着しています。菌たちのエサ場ともいえますね。

しかし洗剤と洗濯機の力技で汚れが取れなくても、白く見せる(ごまかす)蛍光剤を使うことが推奨されています。まぁ白い服そのものが出荷段階でこの蛍光剤が入るものもあるから、すでに作られた白なのは、仕方ないのでしょうね。

写真 2016-01-18 10 02 47病も多くが食生活や生活習慣が癌を引き起こしたとしても、お医者さんが患者さんに、その注意をすることはありません。

これと同様、原因に迫らず、目先の対処をするから対処療法というのですが、本来の原因に迫らなければ、何度も同じ現象を引き起こしてしまいます。(医療は細かすぎて、バードビューで全体を見渡せる人は少ないだろうと思いますが)

 

衣服の場合

本来の汚れが取れていないのに、白くごまかして

いろんな汚れが浮かぶ風呂の残り湯

いろんな汚れが浮かぶ風呂の残り湯

一時しのぎしても、結局は衣類が長持ちしません。おしゃれ着なら寿命は短いでしょう。

流した後は黒やピンクのような色が

流した後は黒やピンクのような色が

医療現場では、こういう洗浄方法は通じません。見えない菌の脅威は院内感染となって襲ってきますから光や温度による滅菌や薬剤による殺菌が必要になります。

そんな現場で、血液、体液、便などにまみれたシーツや歯科器具を洗浄する業務用の特殊酵素を使えば、健康な人の衣類の汚れなんて、へっちゃら。薬事法がなければ風呂に入れたいぐらいです。しかもお風呂の後に浸け置きするだけのお手軽洗濯。おしゃれ着でもこすらず傷めません。
 そろそろ家庭も、界面活性剤と少しの漂白剤と酵素でなんちゃって洗いでごまかすのはやめて、目に見えないレベルで洗浄する時代なのかもしれません。酵素は水と合わ さって初めて、効果が始まります。一般的には2日もかからず腐敗し、機能ゼロになりますが、うちのものは365日以上腐敗せず、失活カーブは緩やかです。有機の汚れのみで、化学薬品は分解できませんが。

 

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