Live WedgeとHDMI出力で2カメ編集を省略

小さく、軽快で、配信のトラブルが少なく、HDMI経由の4チャンネルスイッチングができるLiveWedgeを使うようになって、少し映像制作が変化してきました。

+効率化とクオリティーアップ

ひとりでスイッチングシナリオのない映像収録現場、特に一人で何もかもする現場を経験すればするほど、恐ろしくなって、いろんなバックアップ施策が必要だと思えてきます。

しかし技術が上がっているのですから、バックアップだけでなく、効率とクオリティーアップが同時にできる手段も追い求めたいものです。

スイッチングだけでも本来は専任化すべきですが、2カメが目の前にある場合は、案外そうでもなくなります。

1台は引きで1台はアップショット、引きはほとんど固定で、もう一台でパンもチルトもズームもする。自分でタイミングを計れる分、スイッチングも同時にできるのです。

写真 2016-01-14 14 20 29スイッチャーが大掛かりな場合は、たやすくいきませんが、本システムの場合は、iPad miniからリモートスイッチングできるので、案外簡単だったりします。

当然、バックアップとしてカメラ側もSDカード記録していますが、スイッチャーのプログラムアウト16Mbpsで出力した絵は、十分綺麗です。最終の使いがYoutubeやUstreamであれば、画質よりも音声や、編集スピードのほうが大事だと感じています。

撮影が終わったらすでに2カメ編集が終わっている。あとはオープニングやテロップを追加すればもう完了です。

 

プロとアマの差が2カメに?

カメラが安くなってカメラ台数を増やすのは簡単になりました。一方で、編集作業は膨大・非効率になりま写真 2016-01-14 14 34 23す。一カメでのプロとアマのクオリティー差は少なくなりましたが、さすがに色調整や、カメラフォーマットなどを合わせるべき、2カメは難しいはずです。だからこそ、余計にリアルタイムでスイッチングする仕組みは必須になるかもしれません。

ということで、昨日撮影したラジオ局で撮影した映像の完パケ。2カメ撮影した映像がすぐに完成。さぁて 編集するか とそれなりに覚悟してから始めなくてもいいジャンルが見えてきました。

ご想像の通り、生中継でも行ける技能、体制をとっていれば、この先の生中継需要がきても、安く早くのニュース性のある映像ができるというものです。全部固定なら4台もOK!

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