昔の偉人、草莽の時代

taiwan日本には、ほんと素晴らしい活動をされている先生が たくさんいますね。

草莽とは野に咲く草のような存在であっても、国を思い立ち上がった人たち草莽の志士という表現で、江戸の幕末は表現されていましたが、やはり逆境にある人たちはバネが違います。

見えない脅威に対して、無策な政治を批判するだけでなく、前向きに行動を起こした人たちがいたこと。(たしかに植民地化されたら藩も家柄も上士も下士もなくなってしまいますから黒船を見た人間から変わるのは当然かもしれませんが)

taiwan2生まれつき裕福であっても甘やかされなければ、それなりに育つと思うけれど、恐らく 本当の草むらで生まれたハングリーなものとは、決定的に、ある究極の状況下の判断力や度胸という点において、行動、スピードが異なると思います。

国を思う というと、恥ずかしいとか、歌はやめろとか、すぐに戦争時代の危うさに当てはめて、文句をいう人がいますが、それは戦後、日本人の精神力の強さを壊すために、意図され、作られたもの。本来、自分の生まれた国に対して思い がない非国民なんていないと思います。

何よりも問題は歴史を知らない知らされてこなかったこと。そして足るを知るということ。そしてもう一度、礼節を思い出すこと。

taiwan33/11の東日本大震災で中国に配慮して、台湾の援助隊をなんと2日も受け入れず国民の命より政治を優先させた残念な、時の官僚たち。台湾人口ひとりあたり千円近い 寄付をくれた台湾に対しての無礼の数々。

Twitter野球ニュースでは多少にぎわったものの、私も含めて、未だ深く、その原点を知らない人も多いと思います。あらためて台湾の方、その他 支援くださった国の人々には深く感謝申し上げます。

先日の高橋是清さんにも感動しましたが、ボーイスカウトをつくり、台湾の良い未来に貢献した後藤新平さんはじめ、時代をつくった無名の草莽の志士たちを深く学び続けたいと思いました。

その上で、たとえ貧弱で何もない人間でも、国に対して何が出来るかを追求することが、国が立ち直るきっかけになると確信した次第です。

まさに古事記に書かれた国の成り立ちや向かうべき方向そのものです。そう考えると、とにかく宗教家が仕事を怠けてるなぁ!いや、宗教家だけでなく、歴史家も、政治家、弁護士、税理士も自分の領域しか興味を持たないことが問題。

まさに医療の外科、内科とおんなじ。深く深く掘ってまた掘って・・・、それで生活できてしまう「先生」といわれる職種そのものが問題か。責任を分散して逃げられるシステムとしては万能

合理化がすぎてあまりにも縦割りが行き過ぎたせいかもしれません。バードビュー目線ですべてを見られる人の枯渇をなくすことが大事ですね。

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